今回は11/18(土)に行われる”フェスティバル”についてお伝えします。入所から数ヶ月が経ち、初めてのフェスティバルを迎える方もいらっしゃるでしょう。この時期、保護者の方々から「フェスティバルって何？どんな事をするの？」という声がよく聞かれます。

錦ヶ丘では、曲に合わせ同じ衣装を着て踊る！といった舞台発表はありません。今年も、さくらんぼ組室内での様々な”展示”という形で皆様に楽しんで頂きます。

【展示内容】

①入所〜現在(10月末)までの発育・発達の様子を1人ずつ写真入りの年表にして紹介

②これまで行ってきた初めての活動や作品の紹介(花紙遊び、絵の具遊び)→花紙遊びの様子はコチラ　

③生活・遊び・人との関わりの写真紹介

④育ちをまとめた動画紹介(室内遊び・外遊び)

動画の中では入所時間もないお子さんの姿や一日の生活の様子(食事・遊び)等、ご覧頂きます。

入園当初、初めてお子さんを預けて、友達とどんな風に関わって遊んでいるのか、日中どうやって過ごしているのか…等、多くの不安や心配をされたことでしょう。子ども達の成長は早いもので全身や手先の運動発達、言葉を理解し、体でリズムをとり表現したり、人と関わる事で安心して過ごす子ども達の様々な姿を動画や写真で懐かしく振り返って頂きたいです。

またこれまで行ってきた感触遊びの中から花紙や絵の具等の作品も展示します。

感触遊びで砂や泥・水や新聞紙遊び等、様々な素材に触れてきた子ども達。初めは触れる事をためらったり嫌がったりする子もいましたが、友達や保育者が遊ぶ様子を傍で見たり何度も遊んでいくうちに自分から「触れてみよう」と手を伸ばすようになってきました。

【絵の具遊び】

感触遊びの一つに夏頃から絵の具遊びを取り入れ、初めての絵の具遊びは、直接触れずにジップロック越しに触れました。手が汚れずむにゃ、ぐにゃ、ボコボコを嫌がらずに触れ、絵の具が手に付かない事を不思議に思ったのか、指先を見つめる子もいました。

それから、4.5回と経験を重ね、テラスで段ボールを広げたり、立体にした物を準備すると筆を持ち色付けしたり、自分の手足に塗る楽しさも味わっていました。今回は絵の具遊びに没頭して、画伯さながらの真剣な姿等、微笑ましい姿もご覧頂きます。

一人でひとりが夢中になって遊んでいる一瞬一瞬の表情や感じて気付いて心が動く瞬間を捉えた表情を様々な”展示”という形でご覧頂きます。今までのポートフォリオやブログでお伝えしきれなかった写真や動画も盛りだくさんです。

〜表現と0歳児〜

錦ヶ丘プラスでは、0歳から楽しく表現する事を大切に捉えています。『表現』は言葉だけでなく、身体を動かしたり喜怒哀楽全てが表現です。

子ども一人ひとりの成長発達が違うように同じ遊びを経験しても興味の持ち方や遊び方は様々です。初めての遊びを警戒し、じっくり観察してから取り組んだり、泣いてやりたくないと訴えたり、何事にも興味を持つ子もいます。たくさんの遊びの中で様々な経験をし、そこに生まれた感情を子ども達は様々な方法で『表現』して意思表示してくれます。写真や作品と共に、その背景にある、お子さんの成長の過程をイメージしながら楽しみにご覧頂きたいと思います。　　　　文責:大迫