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2025.12.27
ブログ
さくらんぼ組01歳児〜進級へ向けての取り組みについて~
進級に向けてお子さんがスムーズに新しい環境に馴染めるように現在、服の着脱や靴下や靴を履くといった身の回りのことが少しずつ出来るような取り組みを行なっています。
今回は生活の場面において
①幾つかの変更点、②進級に向けて来年1月から行っていくことについて、お伝えします。
0歳児の変更点
①ベットが無くなり、布団で寝る
抱っこから徐々に布団の上で寝かしつけを行なっています。
②机付き椅子→が背もたれ椅子→背もたれ無しの椅子に座って机の前で食事をする
成長と共に座位が確立してきたこの時期に、体幹を鍛える為に椅子もステップアップしていきます。
子どもの発達段階を見ながら徐々に段階を上げていきます。
1歳児進級で他の変更点として、ミルクが無くなります。
保育士配置も大きく変わります。保育士1人につき子ども3人→子ども5人になります。1対1の関わりから、たくさんの保育士と関われるように慣れていきます。
自分のマークの認識ができるように、遊びの中でマークへの色塗りのような活動も取り入れていきます。進級するに当たり、自分の身の回りの片付けの意識づけにも繋がっていくと考えています。登降園の際には是非、お子さんと一緒にマークを意識し、タオルや上着を掛けたりしてみて下さいね。
1歳児の変更点
①脱いだ服を畳んで自分で袋に入れます
例年、進級へ向けて着替え用マットの持参をお願いしていましたが、性教育の観点から今年度より保育士の援助の元、掴まり立ちで立ってオムツを履くためマットの準備はありません。ズボンや上着、肌着の着脱は少しずつ行っていますが、サイズが小さい場合やジーンズのようなストレッチの効かないズボンは着脱しづらい為、その都度サイズ確認をお願いします。
また、1月より脱いだ服を自分で畳んで袋に入れる事を始めていきます。保育士と一緒に「半分こ!」と掛け声をかけながら自分の服が分かり、身支度が少しずつ自分でできるように取り組んでいきます。
今までのように大人が綺麗に畳んで入れることはしませんので、お子さんが自分で取り組んだということをご理解頂ければと思います。
②帽子を自分で被り、靴下・靴を履く
大好きな外遊びの準備に必要な帽子を自分で被り、靴下・靴が履けるよう練習していきます。
手の添え方や靴の履き方の手順を分かりやすく伝え、片方だけ手伝う、途中まで履かせて自分で履けるように促すなど、少しずつ履けるようになることを援助して「自分で履けた!」という嬉しさや自信に繋げられるようにしていきます。
ご家庭や園での送迎の際でも少しずつ自分で!やってみる練習から行なってください。
すでに自分で靴下や靴を履いて待つお子さんもいます。時々、置き場所によって、また似たような靴に自分の靴が分からない事もある為、大人が目に付きやすい場所(かかと部分)に分かりやすく記名をお願いします。
③食事用エプロンが無くなります。
給食時に手づかみ食べからスプーン食べへ移行するお子さんも多く、食べこぼしも減ってきました。
保育士配置として大人1人につき、子ども5人→子ども6人に変更になります。
進級で保育室も隣のゆり組に移動になります。1月以降は、ゆり組で過ごす時間も少しずつ取り入れながら、安心して新年度が迎えられるようにしていきます。
入所・進級したばかりの頃を振り返ると、慣れない環境から涙していたことが懐かしく思い出されると共に出来ることが増え、言葉や仕草や指差しで一生懸命伝えようとする姿も見られ、成長を感じます。
残りの3ヶ月は、保育士や友だちとの関わりを深めながら生活や遊びの場面での充実を図っていきたいと思います。
文責:大迫










