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2019.10.26

ブログ

さくら組 さくらカフェ まもなく開店!

前回のブログでお伝えした通り、さくら組では美味しいおにぎりをつくるために日々練習中です。

同時に、さくら組ではやきものの土でたくさんの作品を作っています!

やきものを作り始めた当初から、器づくりに夢中な子がたくさんいました。

最近は、タタラ作りという技法を用いてたくさんの作品を作っています。

タタラ板たいう厚さが同じ板を重ねて粘土の塊を横から挟み込み、切り糸で粘土の塊をスライスすることでできた、薄い粘土を使って作ります。

 

 

 

上の写真のように、平皿を作るのに適した技法ですが、今回は給食室からもらった空の缶詰めの側面、底の面をかたどり、粘土を筒状にしてマグカップをたくさんの子がつくっていました。

 

缶詰めをよーく見つめて、どの部分を利用すればマグカップに必要なパーツをとることができるのか考えて竹串で粘土を切っていきます。また、つなぎ目を丁寧に指でなぞって、表面をととのえている姿もありました。

 

完成した翌日、ちょっと粘土が乾いたタイミングで、削る作業をしました。「カレーのルーみたい!」と子どもたちが言っていたように、固形のカレールーくらいの硬さがちょうど削りやすいようです。

 

『ザラザラしてるから口をつけた時に痛そうだなぁ』と、使うときのことをイメージしながら、様々な角度でマグカップを眺め、表面を整えていきます。一度削り出したらやめられないほど楽しい作業だったようで、無言でいつまでも削り続けていました。

そして、とっておきのマグカップがついに完成!

 

 

実は最初にお伝えしたように、

並行して作っているおにぎり、そして今回紹介したやきもののコップなどを用いて、

さくら組で、さくら組の保護者の方々を対象におにぎりカフェをする計画が進んでいます!!

 

今週の金曜日は、店員役とお客さん役に分かれて実演練習をしました。

それまでに、保育士からのアンケート結果を全員で確認。塩加減や食感に関して修正の必要があることがわかり、もう一度おにぎりの作り方を確認したり

 

アンケートで記入してもらった、“おにぎりと一緒に食べたいもの”についての結果を参考にして、おにぎりに添える物をみんなで決めました。そして、何種類準備して、何種類選べるようにするかなど細かいところまでこれもまたミーティングをして決めました。

 

結局、作った塩おにぎり2つ、そして

 

梅干し

こんぶ

たくあん

のり

 

の4つから1つ選んでもらったものを提供することになりました。

今回の実演練習で、店内に案内し、注文を受けて運ぶまでを子どもたちだけでやってみました。

お茶を配る仕事

(もちろん手作りのやきものマグカップで♪)

 

注文をとる仕事

お皿におにぎりと添え物を盛りつける仕事

運ぶ仕事

困ってる人がいないか全体をみる仕事

など、子どもたちなりに考えて役割分担をしていました。

子どもたちは自然と店員さんのような丁寧な言葉遣いになったり、「お茶は足りていますか?」など気配りができていました。

おやつの時間の後のミーティングでは、楽しかった!という感想や、困ったことなどを出し合い、来週のリハーサルに向けてみんなの見通しや目標を共有することができました。また一歩前進することができ、いよいよ来週が本番です!

さくらカフェへのご来店、おまちしておりま〜す!

 

 

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