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2025.08.05

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梅で何つくろう~?(きく組3歳児)

きく組の梅仕事は、タイトルの通り子ども達に「梅で作りたい物」を話し合いを行なって決めました。こども達からは【梅ジュース・梅かき氷・梅ゼリー・梅干しおにぎり】という意見が出てきたので、梅シロップと梅干しづくりに決まりました!

☆仕込み

梅を鼻に近づけ、「良い匂い~」「早く食べたいなー」と香りを楽しみながら完成を期待する姿がありました。

ヘタを取る作業では、利き手で爪楊枝を動かしながらもう片方の手で梅を持つ、協同の動きに慣れないところがありましたが、子ども達は諦めずに取り組み徐々にコツを掴んでいました。ヘタが取れた時には「取れたよー」と嬉しそうに教えてくれました!

梅シロップ

①梅ジュース

氷水と割るだけで、甘く美味しいジュースに!たくさんおかわりにきていました。

梅ジュースの作り方を見て、おままごとで再現する子もいました。

②梅かき氷

保育者が氷を削り、梅シロップをかける様子に「お祭りみたい!」とワクワクした表情。部屋にブルーシートを敷くことでお祭りの雰囲気を演出してみました。梅シロップとかき氷をシャリシャリ混ぜながら食べ、「冷たくて美味しい~」と味わっていました。

③梅ゼリー

ゼラチンに水を加え、粉状からドロドロに変化することを楽しんでいました。こども達と一緒に梅シロップとゼラチンを火にかけながら混ぜ、冷蔵庫に入れます。ちゃんと固まるかドキドキです!

夕方のおやつ時間、完成したものをお披露目👀

無事に固まり、ゼリーになっていました!子ども達も「ゼリーになってるー!」と喜んでいました。

梅干し

約1週間天日干し。味見してみると塩辛かった為、水に浸して塩抜きしてみることにしました。

すると塩が程よく取れ、梅の味がしっかりと残り、美味しい梅干しが出来上がりました😋

梅干しが出来上がり、次はおにぎり作り🍙

米研ぎに挑戦!お米が傷つかないよう優しく研いでいました。周りの子ども達は「お米はどんなふうにできるのかな~」と見守る姿がありました。

炊き上がり、ラップの上にお米と梅干しをのせて、いよいよ握ります。

指に力を入れるイメージが難しくおにぎりが平らな形になりましたが、一人ひとり一生懸命握る姿が印象的でした。

いざ、実食!

この日の給食はランチボックスで、お弁当箱と自分で握った梅干しおにぎりにピクニック気分。お友達とおにぎりを見せ合い「おいしいね〜」と梅干しおにぎりを味わっていました!

梅仕事に意欲的だった子ども達

”自分達が自分達の生きている世界をつくりだしていく主体者” 

今回の活動では、事前にサークルタイム「梅で作りたい物」という時間を設けました。保育者がファシリテーターをし、子ども達と実際に作ることが可能かを考えながら話し合い決まった【梅ジュース・かき氷・ゼリー・おにぎり】。子ども達が主体的に考え、決定した活動だったからこそ、梅仕事やクッキングに毎日意欲的に参加していました。次回は梅ジャムづくりにも挑戦しようと思います!

参考文献:子どもが対話する保育「サークルタイム」のすすめ 著・大豆生田啓友 豪田トモ

文責:中峯

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