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2019.09.05

ブログ

うめ組 子どもの個性

先月のうめ組さんは、「まこと先生と遊ぼう!」の月だったので、前半はサーキット遊びを通して 体の使い方など先生に教わるわけでもなく、自分の体で感覚的に捉えながら遊びながら自分で学んだようです。後半は、新聞紙という身近な素材を使って遊び、手・指を使って裂いたり、ちぎったり、丸めたりしながら、最後は体全体を使って、新聞紙プールの中に入って、舞い上げたりしながら 素材に存分に触れ楽しむことができました。

その中で、まこと先生にアドバイスをもらい、子ども一人一人に着目して、目標を持ち保育に臨むように心掛けました。子ども一人一人、個性もあり、発達も違います。今回、なかなか活動の中に入り込むのが苦手だったり、活動に入るのに時間を要する子どもに着目しながら、「どのようにすれば、活動の中に入って楽しむことができるか。どんな時に自然と活動に入れるか。」など課題をあげながら、職員が連携を図り保育にあたりました。

課題を持つことで、職員も子ども一人一人の個性も明確に理解することができていたように感じます。

そして、昨日 リズム室で、サーキット遊びを行いました。先週はなかなか活動に入り込むのが難しかった子どもも、自然とみんなの中に入って、一緒にマットの山に登っている姿を目にした時、とても嬉しい気持ちになりました。その子ども自身が「してみたい!」という気持ちまで、職員が温かく見守り待っていたからこそ、その子どものペースで活動の楽しさを目で見て、ゆっくりながらも自分で今度はしてみたいと思ったのかもしれません。

 

以前だったら、「楽しいよ。先生と一緒にしてみようか!」と遊びに誘っていましたが、ふと思うと それは子ども自身が決めたタイミングではなかったということです。改めて、待つことの大切さを感じました。

活動中も、まだ自分が一番の時期なのでトラブルも日常茶飯事です。「あっち行って〜!」「しないで〜!」と自分の気持ちを泣きながらも相手に必死に伝えています。そういう時こそ、言語が溢れてくるようです。こういう装置を設置したら、きっとトラブルが起き、言葉を引き出すことができるのではないか、また運動機能も個人差があるので難易度のあるもの、そうでないものも含めて、サーキット遊びも考えています。トラブルの際も、様子を見ながら見守り、お互い手が出始める前に職員が抱きしめながら、気持ちを代弁します。そうすることで子どもも落ち着きます。そして、絶対に安全面にも十分配慮しながら、遊びを通して 子どもの成長を見守っています。

子どもにとって、遊びが学びなのです。午前中、たくさん体を動かしたからか、午後は室内にコーナーでテーブルと椅子を設置すると、自然と絵本をそこで開いて見始めたのです。その時は、トラブルもなく穏やかでした。

小さいながらも、ONとOFFができていましたよ。

子ども一人一人の個性を大切にしながら、ゆっくりできる環境、活動に集中できる環境を整えることができるように、今後も保育に臨んでいきたいと思います。

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