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2022.01.20

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うめ組(1歳児)「できた!」達成感を味わう子どもたち

12月、うめ組でかずの木の活動を行いました。その活動での子どもたちの様子をお伝えします。

子どもたちにかずの木とトレイを渡して活動をスタートしました。色の異なる1~10の長さのかずの木を自由に選び、トレイに置いていく子どもたち。

大人の「ぴったり入るかな?」の声掛けに、子どもたちは次第に「ぴったり入らない!」という状況に直面しました。トレイの空いたスペースを埋める為に、手に取ったかずの木を入れようとするけれど…「ながーい!!」と言う子どもや首を傾げて悩む子どももいました。

この長さのかずの木なら入るかな…と試行錯誤を繰り返しながら、ぴったり入った瞬間「できた!」という達成感を得ることが出来ました。完成したことにより自信とコツを掴んだ子どもは、近くの友だちに「これだよ!」と教え合う姿が見られました。友だちと考え話し合いながら、協力して完成することができ保育者に「みて!できた!」と伝えに来てくれました。

1つのトレイが完成すると、「もう一回!」と新しいトレイで挑戦する子どももいました。

他にも、かずの木を積み木のように積んだり立てたりして、集中して遊ぶ子どももいました。

 

Hちゃんは立てていたかずの木が倒れると、顔も横に倒して「たおれちゃった!」と楽しそうに微笑んでいました。

Mちゃんは積み重ねたかずの木を「キリン」に見立てて遊びました。

かずの木の活動を通して、「ぴったり入れること」を楽しんだり「積み木のように遊ぶこと」を楽しんだりと、一人ひとりの子どもの想像力や思考力がその子どものトレイの中に表現されていたと思いました。また、友だちとの関わりや、1~10のかずの木から好きな長さや色のかずの木を選ぶことも、長さや色に触れるとともに子どもが自分で選択して決めることが出来る良い機会になりました。

今後も、子どもたちが友だちと関わり合いながら活動に集中して取り組み、達成感や自己肯定感を得られるよう遊びを展開していきたいと思います。

(文責 松添)

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