お知らせ
2021.12.08
ブログ
11月園内研修 3歳以上児クラス会議「他者と自分の違いに気付き、より他者への理解を深める。」
今回の3歳以上児クラスの話し合いでは「エゴグラム診断」を使った自己分析で自己理解を深め、他者の性格等を知り同僚性を高めることをねらいとして行いました。
エゴグラム診断は、性格の良し悪しを測るものではなく、あくまでも性格の傾向を調べるものであり、その人の性格や考え方がどのような特徴を持っているのかを診断するものということでしたので、エゴグラム診断をお互いの事をより知る参考資料として使い、話し合いを進めていきました。
エゴグラム診断の結果をお互いに交換して読んだ後は、それぞれ「へえ~!意外!」とか「あぁ~分かる!自分もそうだなあ」等言葉が飛び交い、自分と共通し共感する部分や相手が考えていた性格と違った部分もありました。
また、話し合いが進む中で「実は・・こういう風に感じていて」とか「話した内容が相手に伝わっているのか心配になることがある。」等そこから自分のことについて伝えるきっかけが生まれ、お互いの考えを和気あいあいと伝え合ういい時間となりました。
そして、私達が見ている子ども達一人ひとりが性格や育った環境が違うように、職員も一人ひとり考えや性格は違うのだということを改めて知ることができました。
今回の話し合いで、より同僚性を持ちお互いによりよい保育を目指していくために、今まで以上に職員間でお互いの考えや思いを伝え合い、相手の意見を聞いた後で「~という意味ですか?」と再確認をする。そのことによりそれぞれの捉え方の差をなくしていこうという結論に至りました。
『幼児期の終わりに育ってほしい10の姿』にある「言葉の伝え合い」のように私達保育者同士も言葉の伝え合いを大切にしながら、丁寧に保育を行っていきたいと感じました。
お忙しい中、園内研修へのご協力をありがとうございました。(文責:迫田)