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2021.12.02

ブログ

うめ組 広がる子どもの遊び(一歳児)

 今回は子どもの「広がる遊び」をテーマに、3つのエピソードをお伝えします。

お伝えする内容は以下の通りです。

・沢山のフラフープを運んで

Tちゃんの三輪車

・ここだよ!

【沢山のフラフープを運んで】

園庭遊びではAちゃんは最近、砂場から沢山のフラフープを抱きかかえてエイトランの舞台へと向かいます。舞台の下で同じ大きさのフラフープを縦に並べていきます。

フラフープを並べると、舞台の上に登り手前のフラフープへジャンプ!

ジャンプして降りると、次のフラフープへと次々にジャンプして渡って行きました。

以前、3歳以上児クラスのお兄ちゃんお姉ちゃんがしている様子を見ていたようで、それ以降、Aちゃんの園庭遊びに繋がっています。

また、Aちゃんが遊ぶ様子を見てBちゃん、Kくんも挑戦し楽しんでいました。

 

Tちゃんの三輪車】

 Tちゃんがテラスで靴を履き、真っ先に向かう先は三輪車置き場。お気に入りの赤い三輪車に乗り、足を動かしてぐんぐん進んでいきます。

途中何度か倒れても、涙を流さず再び三輪車に跨り園庭を散歩していました。

 その日もいつものように赤い三輪車に乗っていましたが、置いてあるバイクを見つけて不安そうに近付きます。保育者が「これ乗ってみる?」と聞くと、「うん」とゆっくり頷きました。

保育者がバイクを立たせて持っていると、慎重に跨るTちゃん。バイクは大きく、サドルに座ることは難しそうでした。しかし、両足をしっかり地面につけて持ち手をしっかり握り恐る恐る一歩、二歩進んでいました。

 Tちゃん自身も、「遊べる!」と少し自信がついたのか満足した表情でバイクに乗り園庭を散歩していました。

 うめ組の高月齢児を中心にバイクで遊ぶ姿を見て、Tちゃんもバイクで遊びたいという憧れがあったのかもしれません。

 

【ここだよ!】

卵型のオブジェの外側でKくんは真剣な表情で、木の枝をオブジェの穴に入れていきます。

一本を入れたのを見て、保育者が「消えたね、どこにいった?」と聞くとKくんは立ち上がりました。オブジェの中に入り、先程の木の枝を拾うと自信満々の表情で「ここだよ!」と持ってきてくれました。

このKくんの姿を見て、卵型のオブジェで遊ぶ中でKくんがオブジェの模様(穴)に気付き、自分で遊びを見つけたように思いました。

これらの子どもたちのエピソードのように、3歳以上児クラスのお兄ちゃんお姉ちゃんや友だち、身近にある遊具や自然から子どもたちは影響を受けていつもと同じ遊びに加え、日々新しい自分の遊びを見つけているように思いました。

 子ども自身が周りの環境(人や自然など)に気付き、自分の遊びに取り入れ、より豊かな遊びへと発展していく様子をこれからも、保護者の皆様と子どもの成長を共有していけたらと思います。また、子どもの成長に気付き、保育者側からも子どものための環境(声かけ、玩具、場所など)を提供していきます。(文責 松添)

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