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2021.08.21

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もも組(4歳児)・さくら組(5歳児)田んぼの生き物調査へ行きました!

8月4日(水)に鹿児島市川上町にある橋口農園さんの『田んぼの生き物調査』へ行きました。

橋口農園の橋口孝久氏は無農薬・合鴨農法によるお米と四季折々の野菜を中心に栽培されています。

今年度はさくら組(5歳児)がお米つくり体験として、年間3回を通して➀田植え➁田んぼの生き物調査③稲刈りを体験させていただくことになりました。

そこで今回の田んぼの生き物調査にもも組(4歳児)も一緒に参加させていただきました。

それぞれのクラスで事前に「田んぼの一年」という絵本を読み聞かせしたり田んぼの生き物について調べたりしてどんな生き物を見つけたいか子ども達と話し合いました。

その中でゲンゴロウ・水カマキリ・シマヘビ・カエル・タニシ・イモリ・とんぼ等たくさんの生き物の名前が出てきました。ちょうど、身近な生き物への興味関心が高まっているところでしたので、子どもたちはどんな生き物に出会えるか期待を膨らませ、繰り返し何度も生き物の図鑑を見返していました。

当日の朝はあいにくの雨・・・しかし、子ども達の願いが届いたのか農園へ着くころにはすっかり晴れて絶好の生き物調査日和に!

まずは、橋口さんに田んぼの生き物について話をお聞きし、いざ!田んぼの畦道へ生き物調査に!!田んぼの上には赤とんぼがたくさん飛び、田んぼの中にはタニシやカエル、おたまじゃくし、周辺にはトノサマバッタやショウリョウバッタなどたくさんの生き物が発見できました。「いた!カエル!」「そっと近づいて捕まえないと!」と始めは網を使っていましたが、網を使うよりも素手の方が早い!と思ったようで無我夢中で追いかけ素手で捕まえていました。

その中で、今回の子ども達が見つけたい生き物第1位のシマヘビも見ることができ大満足の様子でした。その後は農園へ戻り自分たちで捕まえた生き物をじっくりと観察し、橋口さんより虫の名前や生き物の食物連鎖についてお話をしていただきました。

田んぼの生き物調査とは

田んぼは米だけでなく、さまざまな生き物や自然環境も育んでいることを知り、生物多様性保全の大切さ(命のつながり)を「五感」で感じ取ってもらう活動とされています。

今回の体験を通して身近な生き物の命の大切さや自分たちは命のつながりがあって生きていることなどを五感で感じ取った子ども達。今後も命のつながりについて園生活の中で子ども達に伝え続けていきたいと思います。文責:迫田

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