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2020.12.25

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おいしいね!たのしいね!

 

錦ヶ丘保育園の0歳児の『食』の目標として、『様々な食材を食べる経験を通し、食べる喜び・美味しさを感じ健康な身体を作っていく』ことをねらいとしています。

たんぽぽ組の子ども達は、食への興味関心を十分に感じ育て、食べる喜びや美味しさを大人や友達と一緒に共感することが目的です。

小食・個食・孤食が増えている現代だからこそ、人と一緒に食べる喜び、『美味しいね!』と食を通して心を通わす喜びは乳幼児期に十分に感じて欲しい経験です。

乳幼児期は食事の楽しみ方などを教える、食に対する興味を持たせることが「食育」に繋がる基本と考えます。

でも何より食事の基本は「おいしく」「楽しい」ことです、無理強いするより体を動かして遊び、おなかを空かせてから食事をする基本的なことが大切だと思います。

 

では、給食以外でのたんぽぽ組での食の取り組みを紹介していきます。

 

★おやつでリンゴを食べよう! 

まず、みんなでリンゴそのものを触り・匂いを嗅ぐなどしてリンゴを感じます。

そしてリンゴをみんなの前で切り、そのリンゴをみんなで食べます。

家庭では当たり前の光景でしょうが、給食の提供とはまた違い子ども達がより「食」を近くで感じる経験になればと思います。

リンゴを食べるまでの子ども達のワクワクしている表情が印象的でした。みんなでリンゴを美味しく頂きました。

 

 

 

★育てたラディッシュを食べよう!

たんぽぽ組の裏で育てたラディッシュをみんなで収穫して触り・匂いを嗅ぐ・生で食べる・保育室でのクッキングを五感で感じる。

出来上がったラディッシュソテーをみんなで食べました、工程から見ていたので意欲的に食べていました。出来立ての温かいソテーは、とても美味しく何よりのご馳走でした。

 

 

 

その他、バナナやみかんを剝いて食べる、園庭の取れたてのみかんも食べるなど、身近に経験出来ることは自然の流れとして経験しています。もう少ししたら裏門の花壇にあるイチゴが赤い実をたくさんつけそうなので、たんぽぽ組でいちご狩りを楽しめたら…と思います。

食を楽しむ時は、必ず回りには安心できる大人がいて、一緒に共感できる友達・仲間がいます。だからこそ嬉しさ美味しさも2倍・3倍に感じるのではないでしょうか。

生きることは食べること、子ども達の人生の食が大切に豊かになることを願います。

 

 

★気になる参考文がありました…

 

生活習慣と自尊感情

幼児や児童生徒を対象に実施した食生活と生活スタイルの調査結果から次のことが明らかにされている。

幼児では、朝食を食べない子どもと時々食べるこどもは、起床時間・就寝時間ともに遅く、便秘傾向にある割合が高かった、児童生徒では、自尊感情レベルが高い子どもほど、毎日朝食を食べ、定期的な排便があるなど基本的な生活リズムが出来ていた。

自分なりに良さがある、友達に大事にされている、家族の中で大事にされているなどの自尊感情のレベルの高さと生活リズムは大きく関係していると思われる。(参考本:乳幼児の発達と保育)

未満児リーダー:中島

 

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