本日のメニュー

 

今日の献立は、郷土の料理や食材を提供する「鹿児島の日」でした。

◯へちまのごま炒め

へちま・35ファームのなす・にんじん・南州農場のベーコンを一緒に炒めました。

味付けにオイスターソースときび糖を使うことで、コクと甘みが加わります。仕上げに加えたごまの風味が香ばしくなりました。

へちまは夏に旬を迎えるウリ科の野菜で、鹿児島では食用としても親しまれています。

トロトロ食感とベーコンの旨みが美味しいごま炒めに仕上がりました。

 

◯かいのこ汁

かいのこ汁は、お盆の時期に精進料理として食べられる郷土料理です。

「かいのこ」は「粥(かゆ)の子」がなまったもので、お盆の時期におかゆに添えて出していたことから「かいのこ(粥の子)」という名前が付いたそうです。

 

大豆・といもがら(ハスイモの茎の部分)・かぼちゃ・人参・ごぼう・油揚げ・きくらげが入った具沢山の汁です。

大豆は乾物のものを圧力鍋で加熱してから、茹で汁ごと鍋に加えています。茹でたての大豆は旨みも強く、ホクホク柔らかく仕上がりました。

 

今日のおやつ

今日のおやつは郷土菓子のかるかんを手作りしました。

すりおろした山芋に水ときび糖を加えてよく混ぜ、かるかん粉を加えて生地を作ります。

大きな鉄板に生地を流し入れ、仕上げに甘納豆を散らしてスチームで蒸しました。

かるかん粉は、うるち米から作られた粉のことを指します。

山芋とかるかん粉で生地がふっくら柔らかいかるかんに仕上がりました。きび糖を使っているため、生地は少し茶色くなりますが、シンプルな具材で作ることのできるおやつです。

 

給食の中身は…？

給食室の前に、今日の給食に登場する食材の展示をしました。

給食が始まる前に、「このお野菜何だと思う？」とこども達に聞いてみました。

へちまやといもがらなど、普段あまり見慣れない野菜に、こども達は「とうもろこし？」「ねぎ？」と答えていました！

給食を通して、様々な種類の食べ物や形を変える前の食べ物についても知ってもらえたら嬉しく思います。

 

本日の給食・離乳食

文責　盛興