お知らせ

2022.10.07

ブログ

もも組4歳児〜夏の遊びを楽しむ〜

熱中症警戒アラート継続の毎日が続き、戸外での水遊びが出来ずにいました。9月に入りようやく泡遊び、水遊びの回数を重ねる事ができました。今回は、夏を楽しんだ子ども達の様子をお伝えします。

 

水あそび〜

ねらい: 子ども達の様々な感性を刺激し(五感に触れ)全身で水や泥に親しむ。

初めはあえて玩具を出しませんでした。園庭に勢いよく水を撒いたり、クルクル回って水が出るスプリンクラーでの水遊びに大喜びの子ども達。水の感じ方はそれぞれ違い、子ども自身の働きかけで形・動きを変える水や泥に夢中になる姿が見られました。

なお、錦ヶ丘では「数センチの水でも子どもは溺れる」ことから水の事故の危険を考慮し、プールあそびは行っていません。

また、こども園の園庭に行くまでにアスファルトを裸足で歩く事はせずに園で準備したスリッパを履いて移動しました。

こども園の水路は子ども達にとってとても魅力ある場所です。数分間おきに噴水のように湧き出た水が数10m下って流れ落ちていきます。葉っぱや小石を流して追いかけたり、手足や寝転がって全身水に浸ったりと遊び方は様々です。終わった後は温水のシャワーで綺麗に洗い、自分達で体を拭く練習も出来てきました。

同じ水遊びにしてもそれぞれ興味の方向が違うので、子ども達が何に興味を持っているのか、何を試そうとしているのかを意識して関わっています。

子ども達はそれぞれに興味があるもので楽しんでいますが、友達がやっている事にも興味を持ち「ねぇ一緒に遊ぼう!」と互いに関わっていく関係性が出来つつあります。意図的に子ども達の興味が湧きそうな遊びも計画しながら、様々な関係性の中で遊べるようにしたいと思います。

 

〜泡あそび〜

ねらい: 泡の性質に気づき、様々な素材を用いて泡あそびに親しむ。

園庭での泡あそびの計画から、これまた熱中症に警戒して室内へ変更。「どうやったら泡が出るかな?」と水を入れたタライに石鹸を入れ、少しハンドソープを入れると…手でグルグルとかき回したり、スポンジやお玉、しゃもじ、ストローを準備すると、どれが泡立つか試したりし始めました。

次第に手足が泡まみれ、早速全身に泡を存分に付けてダイナミックに遊び始めます。ブルーシート上に泡が落ちると滑る事に気づいた子ども達は、腹ばいになって滑ったり、いつしか偶然に生まれた遊びがダイナミックに広がっていきました。

 

〜スムージー作り〜

一本の生パインのカットをするところから見学し、バナナ・豆乳・ハチミツを加えてミキサーで簡単なスムージー作り。2回目は全て凍らせてから堪能し、子ども達からおかわりの催促がとても多かったです。


暑い夏もそろそろ終わり、朝夕の涼しさに秋の気配を感じるようになりました。先日は上棟式に参加し、子ども達は新園舎の生活に心弾ませています。仮園舎で過ごす残り3ヶ月弱、友達との関わりの関係性がどのように変化していくのか楽しみながら、子どもの声に耳を傾けていきたいと思います。文責:大迫

当園についてや入園に関しては
お気軽にお問い合わせください