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2021.12.22

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ミニ研修報告会

12月18日、研修を受けた職員による研修報告会がありました。

平成29年より国が制定した制度で「保育士キャリアアップ研修」というものがあります。保育士の専門性の向上と処遇改善、保育士不足改善、現場のリーダー育成などを目的としたものです。近年、多様化していく社会と同様に、子どもを取り巻く環境も大きく変化しています。保育士、保育所に求められる役割・専門性は増え、負担も大きくなっていることは否めません。

錦ヶ丘保育園では、そういった流れを踏まえ保育士ひとりひとりがスキルアップしていけるよう、保育士キャリアアップ研修だけではなく、日本保育協会や鹿児島県社会福祉協議会が独自に行っている研修も受講しています。また、受講後は研修報告書の提出、研修内容の実践、研修報告会による情報共有を行っています。

去年までは園内研修の時間に設け、いくつかの研修報告をまとめて行っていました。今年からは、1つの研修報告を職員会議後などに行うスタイルに変更しました。受けただけに終わらずに、今後の保育の質向上に活かせるよう工夫しています。

 

今回は、勤務年数4年目の職員二人がミニ報告会を行いました。研修の内容をパワーポイントにまとめ、保育園で実際に取り組んでいることや今後取り組んだことが良いこと、チーム保育園として連携を取る為に大切な事などを報告していました。

自己研鑽として、本を読みレポートを書いたり、パワーポイントを作ったりしてきた経験が活かされよくまとまった内容でした。こういった報告会は、聞く側への情報共有はもちろん、学んだことの再確認になりますし、分かりようにまとめる・伝える練習にもなります。

忙しい毎日の合間を縫って報告会の準備を進めることは大変だったと思いますが、こういった経験の積み重ねが専門性を高めることに繋がります。今後も続けていきたいと思います。

 

 

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、オンラインでの研修が主流になってきました。見逃した方向けの再配信も行われるようになり、以前よりも研修を受けやすくなり、便利な世の中になったと改めて思います。子ども達が大人になる頃は、一体どんな世の中になっているのでしょうか。「今まで通り」で行う保育ではなく、大人たちも学び続け、子どもたちのための保育を行っていかなくてはと思います。

先日、日本保育協会のオンライン研修で今後の保育界、引いては世界がどう変わっていくか。そのために、私たち保育士はどうあるべきなのか…という研修を受けました。また後日、ブログでお伝えしたいと思います。

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