お知らせ
2021.05.31
ブログ
避難訓練
5月25日、給食室からの出火を想定した避難訓練を行いました。
子どもや職員、それぞれの命と健康を守る為の避難訓練。実際に火災が発生した際、的確に判断し冷静かつ迅速に対応する為には保育園でも定期的な訓練は欠かせません。
今回のねらいは
①保育者の指示をしっかり聞いて安全に避難する事
②避難時の避難方法に慣れておく事、が目的です。
職員もベル、放送、給食室による初期消火、通報と担当に分かれました。まずは
「訓練です、訓練です。給食室から火事です。大人の話をよく聞いて安全な場所へ避難して下さい」の
放送。
以上児クラスの子ども達は事前に担任と火事を想定した訓練があることを聞いており、避難する為に大切なことを話し合っている最中だったようです。放送を聞いて口を押さえながら避難してきました。
園庭中央へ避難すると各クラスの職員が速やかに一人ひとり名前を呼んで全員いるか確認して園長へ報告します。
梅雨の晴れ間で戸外で遊んでいるクラスもあり、0,1歳児の手伝いに向かう職員、トイレや室内に取り残されている子どもがいないか、窓は閉めているか等確認する職員もいて、役割分担され避難もスムーズでした。
今回は、担当のたんぽぽ組職員が以上児クラスの子ども達の前に立ち、今日の避難訓練について説明を行いました。
「火事だったので煙を吸わないように口を押さえてしっかり避難出来たことがとっても良かったです。あとは、集まった後はしっかり大人の話を聞いて下さい」と話があり、終了。
最初はベルの音に怖がったり指示通りに動けなかったりすることもあります。しかし、訓練を繰り返していくうちに保育者の指示に落ち着いて動けるようになります。
子ども達の目標は「保育者の話を聞いて動く」事を意識すること。保育者は、大切な子どもの命を守る行動を普段から心掛け、「もしも」の時に子ども達を守れるよう、今回の避難訓練の振り返りまで行うようにしたいと思います。 文責:大迫