お知らせ
2021.02.26
ブログ
見立て遊び〜うめ組〜
今回のブログは、子ども達のブロックや積み木遊びについてお伝えします。
ブロックや積み木を出すと積み上げたり並べたりして遊びます。他にも、「もしもーし」と電話をかける真似や「ばんばん!」と銃の真似などをして遊ぶ姿があります。
“身近にあるもの“を“何か別のもの“に見立てイメージを膨らませながら遊ぶ、「見立て・つもり遊び」です。この遊びは身近にいる大人の動きや仕草、言葉を真似することから始まります。「もしもーし、ままですか?」「いまからかえります」「またね」など日常生活の中での会話を思い出し、模倣しながら楽しんでいます。
このような「見立て・つもり遊び」にはどんな意味があるのでしょうか?
見立て遊びの効果とは?
・観察力や記憶力が身に付く
大人の動きや仕草を模倣するには、観察力や記憶力が必要になります。実際にはその場にない物を別の物で代用することで、発想力も育まれます。
・コミュニケーション能力がアップする
お友達と一緒に遊ぶようになると他者との関わり方で協調性や社会性を身につけ、また相手の気持ちを理解できるようになります。
遊びを通して自然とたくさんの能力を身につけられることが、見立て遊びの大きな魅力です。
先程挙げた例以外にも積み木を車に見立てて走らせたり人形を赤ちゃんに見立ててお世話をしたりする姿も多く見られます。
何気ない生活の中で私達大人の言動・行動は子ども達にとっては新鮮なものばかりで真似したくなるようです。だからこそ、1つ1つの言動・行動を丁寧に、気持ちを込めて、子ども達とふれ合っていきたいと思います。 文責:濱川