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2020.10.24

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ゆり組 食育体験

最近のゆり組の子ども達は絵本を読むのが大好きです。その中でも食材の絵本に興味をもち始め、絵本から繋げて食育体験をしました。

特に子ども達に人気の強い絵本が「〇〇がね」シリーズの絵本。絵本の中で「しんぱいごむよう〜」というフレーズが出てくるのですが、そこで一緒に手を前に出して「しんぱいごむよう」と大きな声で呼んでくれます。

今回はその中から「とうもろこしくんがね」を選んで子ども達と一緒にクッキングしました。

最初はみんなの前で「とうもろこしくんがね」を読みました。

今まで給食の中でもとうもろこしが出てきたこともあったからか「食べたことあるよ!」「前食べたよね?」と友だち同士で会話をする姿も見られました。

実際に皮のついたままのとうもろこしを渡してみると「あれ?」と言いながら絵本とを見比べながら、力いっぱいに皮をむいてみたり、ヒゲを虫と間違えて怖がったりと子ども達のさまざまな表現を見ることができました。

茹でる際は、カセットコンロで温めたお湯での火傷を防ぐためカラーマットを敷きその上で見てもらうようにしました。

沸騰したお湯を見て、Rちゃんは「お風呂みたいだね」と言ったり、Kくんは「(鍋の)下からブクブクなってるよ」と角度を変えて観察している姿に絵本からは発見出来ないことも実際に子ども達と経験することで発見に繋がることがあるのだと改めて感じました。

試食の時もみんな美味しそうに食べていて、Rくんは普段あまりとうもろこしを食べようとしないのですがその日ばかりは完食していて、やっぱり自分で皮をむき茹でる過程を見たことで食べれたのではないかと思いました。

今の時期はいろいろな素材に触れ、楽しんだり感触を味わったりする経験が大切だと言われています。今回は自分たちが食する食材に触れ、皮やヒゲ、生のとうもろこしの感触を味わうことができとてもいい経験ができたのではないかと思います。また、今後も子ども達の声を聞き、少しずつでも食に感心をもってもらえるよう一緒にクッキングをしていきたいと思います。

文責:福田

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