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2020.05.29

ブログ

ゆり組 体を動かすって楽しいね♪

5月の暖かさを感じる気候の中、散歩や戸外遊びを思う存分に楽しんでいたゆり組の子どもたち。

今回のブログでは子どもたちを見守る中で感じた運動面での変化・成長をお伝えしていきたいと思います。

 

2歳児クラスになり、自我の拡大はもちろんのこと、お喋りがとても上手になってきたと日々感じており、やりとりがとても楽しい毎日です。また、年下クラスの友達と一緒にいる姿を見ると体も一回り大きくなり、たくましさを感じます。

 

できることが少しずつ増えて、自信もついてくる今、挑戦したいことがいっぱいな様子です。足腰の力もついてきて、体をよく動かして楽しむ姿が多く見られます。

 

園庭では三輪車に乗る姿が増え、初めは地面を蹴って進む子が多く、しっかりと足の裏で地面を蹴っています。両脚で蹴り進めたり、交互の足で蹴り進めたりして進んでいきます。

 

 

次第にペダルに足を置くようになり、反動をつけて進もうとします。今はまだペダルを漕いで進む子は少ないですが、少しずつステップを踏んで三輪車が漕げるようになっています。

 

 

また築山へも、以前は転倒しやすかったり、手をついたりして慎重に上り下りしていた姿が、最近ではバランスを上手にとって足の力だけで上ったり、駆け下りたりして楽しむ姿が見られます。走り方も軸がしっかりしてきて以前より安定感を感じます。

 

 

更にゆり組では毎日、リトミックをしています。

4月当初は体が上手く動かせず「できない」と言う姿もありましたが、日々繰り返し取り入れていくことで少しずつ、体の動かし方や使い方がわかるようになり、”あひる”や”馬”、”どんぐり” 少し難しい”かめ”の動きもできるようになってきました。

 

 

今はまだリトミックの動き1つにしても、『正しい動き』ということよりも音楽に合わせて体を動かすことを楽しんでほしいという思いで日々取り入れています!

 

 

また、サーキットでは『這う』動きを取り入れています。

ハイハイは全身運動です。大人もしてみるとわかるのですが、首や肩、背筋、腹筋、手指など身体の様々な筋力を使います。

体の2つ以上の部位を同時に使うこの動作、協応動作が上手にできるようになると、転倒しそうな時に危険を察知して手を伸ばすなど危険回避能力も鍛えられていきます。

 

 

敢えて、平らな面ではなく、凸凹した面を作ることで体を動かしながら自分でバランスをとり、体幹も鍛えられるように工夫しています。

 

高さのある場所や、子どもたちが興味を示して「やってみたい」と思ったところは、なるべく挑戦できる環境を作り、大人が手助けして乗せてあげるのではなく、自分の力で上ったり乗ったりできるように側で見守り、いざという時の”安心できる存在”でいることを意識しています。

 

 

私たち保育士は、日々の遊びの中で子どもたちが楽しみながらも体の様々な部位を使うことも考えて遊びに取り入れています。

これから梅雨時期になり、室内での活動が増えていくので、サーキットや指先を使いながら『体を動かす楽しさ』を更に感じてもらえるよう、遊びの提供をしていきたいと思います。

 

文責:堂園(江)

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