お知らせ

2019.11.05

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いよいよさくらカフェ開店!!

今日はいよいよ、さくらカフェ開店の日!子供たちは前日に部屋の環境づくりを終わらせて、登園してすぐ米を炊き、おにぎりを握り始めました。今日に向けて何度もおにぎりを練習してきた子供たちの集中して米を握る手つきはもはや職人。開店時間に間に合うように、少し急ぎながらも一つ一つ丁寧に握っていました。

「いらっしゃいませー!」

いよいよ、開店!!

少し緊張した面持ちでお客さん迎える子供たち。

○案内をする人○お茶を運ぶ人○注文をとる人○ご飯を盛る人○配膳など…練習していくなかで様々な仕事が必要な事を知り、子供たちで役割を決めていました。

初めて体験する、友達以外を接客するということ。練習ではお客さんが友達ということもあり楽しくなってふざける姿がありましたが、今日の子供たちは一味違っていて自分の役目をしっかり果たそうとします。私たち保育士も「今日は子供たちがカフェを成功できるよう、サポートしていこう!」と決めていましたが、子供たちはそんな心配もいらない程にカフェの定員になりきっており、とても驚きました。

 

食べ終わった後に、ご来店して下さった保護者の方々から今日の感想を発表して頂く場を設けました。

「机に待ち番号があると、順番よくご飯を配膳できると思う」

「食券を作るのはどうか」「挨拶が良くて嬉しかった」

「誰に配るかわかるようにマークを置くのはどうか」   などなど….

生の声が子供たちに届き、子供たち自身も気付かなかった困りに気づくことが出来るきっかけとなりました。

 

次に子供たちが感想を発表する番に。

「今日は来てくださってありがとうございました」

「いつもご飯を作ってくれてありがとう」

自分じゃない誰かのためにご飯を作る経験を通して、その大変さや難しさを知り、親に感謝を述べたのです。

さくらカフェを通して、

集団で一つの事を成し遂げる喜び、達成感を味わう。

1人では成し遂げられない事もみんなと励まし合い、同じ目標をもってやり続ける忍耐力、子供たち同士がイメージや思いを持ってそれに向かって工夫したり力を合わせて問題を解決しようとする、その楽しさを味わう。

こんなことを私たちは頭において取り組んできましたが、活動を通して親に感謝の気持ちを感じ、それを伝えることができた子供たちは素晴らしいと感じました。活動で培われた物が派生してさまざまな事に結びついている、子供たちは一つの事柄でも本当に色々な事を感じ生きているんだな、と感じた瞬間でした。

今日のさくらカフェでまた、新しい子供たちの一面を見ることができました。

ご多忙のなか、お越し頂いた皆様 ありがとうございました。

12月のフェスティバルでまた一つ成長した子供たちの姿を是非おたのしみに!

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