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2019.10.10

ブログ

うめ組 子どもの気づき

先日お外で遊んでいる際、絵本館横の数珠玉を取ろうと、柵に登るうめ組の女の子(Iちゃん)を発見‼︎

「落ちたら大変だな〜」と思いつつ、側で見守ることにしました。

以前年長さんが数珠玉取りをしているのを見ていたのか、見よう見真似で柵に足をかけて登り、手を伸ばしています。

届かないとわかると一旦降りて、今度は柵の隙間から手を伸ばしていました。しかし、中々取れない数珠玉。

近くに保育士がいることに気づくと、「せんせ!して!」と手伝いを要求する姿がありました。

再び柵に登る女の子の体を支えていると、保育士に完全に安心して前のめりになり、手を伸ばしてやっとのことで数珠玉を取ることができました!

「やったー!」と喜んでいると砂場にいた女の子2名と男の子もやってきて、今度はみんなでああだこうだと言いながら数珠玉取りが始まりました。

 

それぞれ幾つか手にして、砂場の木の囲い部分に並べて見ていると、今度は園庭に落ちている朝顔の種を発見!!

「なんだこれ?」と友達同士で見合っていました。

すると1人の子が「みかん!タネだね!」と発言。

それを聞いたIちゃんが急に走り出し、辿り着いたのはミカンの木の下!

 

「みかん!みかん!」と指差してミカンがあることを教えてくれました。

 

そこで、みかんを1つとり、半分に切ってみました。

外のテーブルに置いてみると、すぐに「たね!」と

みかんの中に種を見つける子どもたち。

朝顔の種とみかんの種、数珠玉を同じ容器に入れて置いておくとじーっと観察をしていたり、指差ししながら何やら言葉が飛び交っていました。

 

“種や数珠玉の色や形の違いに気づいたり、疑問をもったり…”などというように、1歳児クラスなので、その後発見が展開されるわけではなかったのですが、子ども1人ひとりの行動や発見、連想から活動が広がった面白い一場面であった為、今回ブログに記載させてもらいました^ ^

 

日々の遊びの中でも発見・気づきを持つことで、今後何年間も経験を積み重ねて遊びの展開や連想、イメージを持って取り組むことへ繋がっていくのだなと感じることでした。

みかんを使っているうめ組に気づいて、もも組さんからみかんのおすそ分けをいただき、最後は美味しく食べて満足そうな笑顔がたくさん見られました。

 

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