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2024.12.09

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砂場遊びで気づく季節の変化(さくらんぼ組1歳児)

先日、さくらんぼ組(1歳児)で久しぶりの砂場遊びに行きました。秋になり、落ち葉もたくさんの砂場。子どもたちは秋になり始めた季節の移り変わりを感じているようです。そんな1歳児の様子を今回はご紹介したいと思います。

枯葉や木、落ち葉の発見

夏の砂場とは違い、木の枝や枯葉、色々な色の落ち葉が見つかる秋の砂場。子どもたちにとっては大好きなままごとの道具がたくさんあり、魅力的な場所となっています。

お皿に盛り付けてごはんに見立てたり、いろいろな形の葉っぱや木がある事に気づいて探索しながら、葉っぱ集めを楽しんだりしています。一人ひとり遊び方は様々ですが、それぞれの子どものペースで砂場遊びを集中して取り組んでいました。

 

自分が朝や昨日の夜に食べたもの、好きなものを想像し、見立てて作ることが多い1歳児。

「なにつくったの?」と保育者が聞くと「カレー!」や「ぎゅうにゅう!」など面白くて可愛らしい答えが返ってきます。

この子どもたちが何気なく行っている「見立て遊び」は、発達にも大きく関係しています。

 

見立て遊び

「見立て遊び」とは

言葉の通り、身近にある素材などを別のものに見立て、想像力を膨らませて遊ぶことです。

この「見立て遊び」は子どもが持つ想像力を元にした遊びのため、意外と頭を使っています。子どもが1人で見立て遊びを始めるのは実はすごいことであり、成長の証です。そして、その「見立て遊び」が発展していくと設定のあるおままごとやお店屋さんごっこへと変化していきます。

見立て遊びは、決まった形にとらわれることがない遊びのため、子どもの想像力や発想力が自然と遊びの中で培われていきます。

 

キノコ発見!

久しぶりの砂場では、秋を感じられる食べ物も発見しました。

最初に見つけたのは子ども達です。見慣れないキノコにみんな興味津々!

調べてみたところ、毒のない安全なキノコだったため子どもたちと一緒に触れてみました。

「つめたいね〜」「きのこあったね」とそれぞれ感じたことを一生懸命伝えてくれました。低い場所にあったキノコに子どもの目線だからこそ気付いたのかもしれません。遊びながら季節の移ろいを感じることが出来ました。

 

ワクワクするものを沢山見つけられる外遊び。今後もさくらんぼ組のみんなで外遊びを楽しみ、今しか味わえない宝物や思い出をたくさん作っていきたいと思います。

 

文責:鮫島

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