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2023.07.19

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ゆり組 夏野菜クッキング(2歳児)

6月中旬、クラスで育てているナスやトマトをピザにする事で子ども達が喜んで食べられるようにし、クッキングを行いました。

 

梅雨真っ只中で「今日、傘持ってきたよ」「雨靴で来た〜」など、雨が降った日はこぞって持参した雨具を教えてくれるゆり組の子ども達。

 

その雨のお陰で、クラスで育てている夏野菜も日を追うごとにグングン生長し、ミニトマトは緑色から真っ赤に実り、ナスはふっくら大きく収穫の時期を迎えました。

 

予定では7月に入ってから収穫した野菜でクッキングをしようと計画していたのですが、

外遊びをしている最中に

「トマトが赤くなったよ〜」と、もぎ取り持ってきたり、「ナス大きい〜」と今にもちぎってしまうくらいの力でナスを引っ張る子ども達が多かったので、収穫できる分だけを使ってクッキングする事にしました。

取ってもいいかな?

 

トマトとナスで何を作ろう

子ども達が育てた大事な野菜たち。

せっかくなら美味しく頂きたい!

 

そんな思いを馳せながら、保育者同士で料理のサイトを見たり、自身の経験を出し合ったりしながら、栄養士にも相談。

ピザソースとチーズは園の冷蔵庫にあるから、ピザトーストなんてどう?

栄養士の一言に「いいですね!!」という事で即採用!

今回は食パンを使うのではなく、丸い形からよりピザのように感じられるよう、餃子の皮でピザトーストを作る事にしました。

クッキングスタート!

ゆり組になりはじめて子ども包丁で野菜を1人ずつ切っていきます。

包丁ドキドキ♡

 

始まる前のテンションとは異なり、包丁を握ると皆手に力が入り、真剣な面持ち。

支えている保育者の手、ギリギリまで包丁が迫り、まさに「手に汗握る」感覚でした。

耳元で「上手よ〜」「パパ・ママみたい♪」と囁くと緊張もほぐれていくのでした。

上手よ!その調子!

 

切った後は、生地の上にトマトとナスをトッピングしていきます。

私達大人ですと、野菜の量や種類をバランスよく分けていくと思いますが、そこは子どもたち!

どの子も躊躇せず、各々の感覚でダイナミックにトマトとナスを乗せていくので、その思いっきりの良さが微笑ましく感じられました。

トマトとナスを乗せるのだ〜

 

全ての工程を終え、焼く為に一旦生地を乗せた天板を給食室へと運びます。

「お願いしま〜す!」

焼いてくださ〜い

 

クッキングの相談から調理器具の準備までサポートしていた栄養士が「待ってたよ〜」「上手にできているね‼︎」と大歓声で出迎えてくれました。

焼き上がるまでおおよそオーブンで5分。粗熱を取り、給食の最後に提供しました。

「ピザだ〜!」「美味しー!」「ヤミー!」

美味しい〜
ヤミ〜!!

 

自分達で作った事で、美味しさも倍増。

おかわりを催促するほど喜んで食べていました。

パクリ!

実はピーマンも育てていますが、発育不良でまだ実っていません。

ピーマンも是非、子ども達にも食べてもらいなと思います。

ゆり組のピーマンよ。大きくなぁれ!

 

文責:鈴木

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