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2023.03.24

ブログ

たんぽぽ組 一年間

入園して一年が経とうとしています。
初めての保育園生活に不安から涙していた子どもたちでしたが、安心できる物や人を見つけて徐々に笑顔を見せてくれるようになった日々を懐かしく思えます。

この一年の子どもたちの姿をお伝えしたいと思います。

気持ちの表現


集団生活では、玩具をとられたり、信頼できる大人を独り占めできなかったりと、自分の思うように進まず気持ちが崩れることも多々あります。

玩具を取られても呆気に取られ、違う玩具を見つけて遊び込んでいた子ども達も、少しずつ「自分の!」と強い思いが芽生えてきました。その思いを声や身体で伝える姿が見られ、”自分”をより表現できるようになっています。
また、”好きな遊びをみつける””食べたい!”嫌だ!”など自分で”選択”する場面でも、自分の思いをちゃんと伝えることも少しずつ出来るようになりました。

自己表現を大人に受け止めてもらう事で後に自分に自信をもって自分らしく生きることへと続いていきます。

今後も私たち保育者は、身近な大人として子どもの気持ちを受容し、代弁しながら子どもたちが安心して自己表現を行えるようにしていきたいです。

 

 

自分以外の認識

生まれたばかりの頃は”自分”という存在を認識することから始まり、後に”他人”という存在を知っていきます。
園生活を通して、友達をじーっと不思議そうに覗き込んだり、目で追ったりと興味をもつ姿がだんだんと見られるようになっていきました。時に、涙している友達にヨシヨシと頭を撫でている姿もありました。
相手の存在を知り、相手の気持ちに気づくことで、思いやる気持ちが芽生えていきます。

 

 

挑戦する気持ち

進級に向けて、手拭きタオルやコップを使用しています。登園した子どもたちは、タオルを自分のマークの場所にかけようとしたり、コップ置き場に置こうとしたり、”自分でできること”が増えてきました。

また、友達が着替えている様子を見て、”やってみよう!”と挑戦する姿も多く見られるようになりました。

 

 

 

一年を通して、たくさんの成長・笑顔を間近でみる事ができ、とても嬉しく思います。
保護者の皆さまにも沢山のご協力をいただきありがとうございました。
来年度もよろしくお願いいたします。

                   文責 関

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