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2022.12.15

ブログ

もも組(4歳児)フェスティバルについて

錦ヶ丘のフェスティバルがもうすぐ開催されます。

11月頃、もも組の子ども達に「12月になったらみんなの家族に保育園に来てもらって、フェスティバルするんだよ。みんなはどんな事を見てもらいたい?」と問いかけました。

 

すると、子ども達の中から「お絵描きした物を飾りたい」「廃材遊びで作った物を飾りたい」「ダンスがいい」など、フェスティバルという行事を連想した意見が出てきました。

そこからは保育者も子ども達の意見を汲み、サポートしていきました。

 

話し合いをしたのが、水族館へ園外保育に行った後の時期だったので、クラスでは普段から水族館の話題で持ちきりでした。

保育者が「みんなが楽しんだ水族館をお絵描きや空き箱等で作れたら面白いのかな」そんな言葉をポロッと投げかけると、思いの外、子ども達の目が輝き「水族館やってみたい!」と満場一致で決まりました。

▽意見を出し合って決めていきます!

 

水族館の話が出る一方で「ダンスがいい」と自分の意見を大事にする子ども達もいました。

好きな曲や踊ってみたい曲があるようで、どんな曲で踊ってみたいか聞いたところご家庭で普段から観たり聴いたりしている、大好きなプリキュアとしまじろうの曲に決まりました。

「踊りも衣装も自分達で決めたい!」どの子も話しているこの瞬間からワクワクが止まらない様子でした。

▽曲を実際に聴いてみよう♪

 

最終的に、4歳児もも組の子ども達はフェスティバルで

水族館の作品展示 プリキュアのダンス しまじろうのハッピージャムジャムのダンスをしようと決まりました!

 

只今製作中!

水族館、ダンスグループに分かれてどんな物を作りたいか、話し合いをして製作活動に取り掛かりました。

水族館グループ

園外保育でのイルカショーの印象が残っていたようでイルカを作りたい。他にも魚や海の生き物を作ってみたいと意見が出て、みんなで作る物と、一人ずつ好きな物を作る事になりました。

また、巨大な水槽にジンベエザメが泳いでいた事も思い出し、それも作ってみたいと次々に創作意欲が溢れ出る子ども達。

 

ダンスグループ

踊る時の衣装を自分の好きな色のカラーポリ袋で作りたいという意見にまとまり、作り始めました。

色々な素材の中から踊る時の自分を想像しながら、自分の好き!を散りばめた衣装に仕上がりました。

外遊びの最中も、花びらや小石を見つけては「これをダンスのお洋服に付けたい」と言う事もありました。日々生活しながらも頭の中は、ダンスや衣装作りの事が頭の中を駆け巡っているのがなんとも可愛らしい姿でした。

 

練習って楽しい!

フェスティバルに向けて、保育園全体の舞台発表の練習が数回行われました。

クラスの友だちだけが見ている時と違って、大勢の友だちや職員が見守る中で踊るのは気分が上がる子もいれば、それが緊張に変わる子ども達もいるようです。

普段の練習では好きな音楽に合わせて、飛び跳ねたり、グルっとその場を回ったり、友だちと場所移動をしてみたりと自由に踊る事を楽しんでいます。また、プリキュアグループは5歳児さくら組の子ども達と同じ曲を選んだこともあり、合同で発表します。

この振り付け素敵でしょっ!

ついつい本番の姿に期待したくなりますが、練習やそこに行き着くまでの過程全てが子ども達のダンスの発表、表現だと私達は捉えています。当日の緊張した姿も、子どものありのままの姿として暖かく見守りたいと思います。

また、当日は水族館グループにも舞台に出てもらい、インタビューするコーナーがあります。子ども達の率直な気持ちに乞うご期待です!

 

最後に

日々友だちや保育者との対話を繰り返しながら、子ども達が主体となって製作や話し合いを進めてきて、我々職員は援助する形で携わってきました。

手を掛ければ見栄え良く、洒落た作品が仕上がるかもしれませんが、あえて手直しや口出しはせず、ありのままの作品をお披露目します。

当日はこれまで子ども達が取り組んできた姿に思いを馳せながら、ご観覧下さいますと幸いです。

どうぞよろしくお願いします。

文責:担任 鈴木

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