お知らせ
2022.04.02
ブログ
旧ゆり組(現きく組) ボール遊び
早いもので、つい先日に1年が終わりました。
4月の頃は環境が変わり、不安そうにしていた子ども達も今では友達と一緒に笑顔で遊んでおり、嬉しく思っています。
3月に入り、連休明けに「お休みの日はなにしたの?」というように自分の気持ちや思いを発表する機会を多く取り入れるようにしました。
(円になって話をすることから「サークルタイム」と呼んでいます)
そんなサークルタイムの際、
「なにをして遊びたいか」を聞くと
「ボールあそびしたい!」
「ボール、つくってみたい!」
と、子ども達から意見が出ました。
「どうやって作る?」と続けて聞くと、
「しんぶんし!ぐるぐるってする!!」
豆まきの際、新聞紙で豆を作った経験から出たアイデアでした。
この1年、さまざまな素材に触れ、素材の性質を知ることをねらいとして活動してきました。
今回の子ども達の声も、新聞紙の素材に触れ、新聞紙を丸められるという性質を知ったからこそ出た考えのように感じました。
指先に力を込めて、丸めるとボールの完成!
投げたり、蹴ったりした後は、わらべうたの「うえからしたから」に合わせて、ポーンと上にボールを投げて楽しみました。
自分達で考えて作ったボールは特別なようで、いつものボール遊びより夢中になり、気付けば1時間が経っていました。
子ども達が「やりたい!」と思い、やりたい遊びをどのようにやるか自分達で考え、実践まで!
子ども達なりのしっかりとした考えに成長を感じました。
このような成長を1年を通してたくさん見守り、支えることが出来ました。また、その成長を保護者の方々と喜び合えたことがとても嬉しかったです。
4月からも子ども達の成長を楽しみに、保育を工夫していきます。
田中