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2021.08.23

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うめ組 紙をちぎって貼って遊ぼう(1歳児)

 811日水曜日は子どもたちと紙をちぎって、貼る遊びを行いました。

異なる紙質(折り紙、花紙、新聞紙)を用意し、紙の肌触りや硬さの違いを子どもたちが感じられるように工夫しました。今回はこの活動を通した子どもたちの姿をお伝えします。

 まず最初に、折り紙、花紙、新聞紙から各自で好きな紙を選び、ちぎったり丸めたりして自分のトレーに入れていきます。

硬さのある折り紙や滑らかな花紙を、指先や手の平を器用に使って形にしていきます。

 Rくんは折り紙を選びました。最初はちぎることが難しく「できない!できない!」と大人に伝え、涙を見せていました。大人が「丸めてもいいよ」と伝え、実際に丸める様子を見せると、Rくんも折り紙を次々と丸めることに集中することができました。

 次の写真は、ひとり何度も鼻や口元を折り紙で覆っているAちゃんの姿です。

 これは、折り紙や花紙をちぎっている途中で折り紙特有の匂いに気付き、何度も匂いを嗅いでいる様子です。この様子を見て、私もAちゃんの様に幼い頃に園生活を通して折り紙特有の匂いに対し敏感に気づいていたことを思い出しました。

 ちぎった紙を自分のトレーに入れた後は、両面テープを一面に貼った画用紙にペタペタッと貼り付けていきます。貼る度に手が両面テープに張り付く感覚も楽しみながら、好きな場所に貼り付けていました。

 また、貼り付く手の感覚を何度も不思議そうに味わう子ども、紙を画用紙に貼っては剝がすことを楽しみ満足する子どもの姿もありました。

 子ども一人一人が様々な素材・紙を自分で選び、自由に画用紙へ貼っていくことで、その子どもの個性が輝く素敵な作品に仕上がりました。

 完成した作品を手に握り、嬉しそうに室内を歩き回って大人へ見せる子どもの姿も見られました。

 これからも子どもたちが自分で選択し、自己を表現し達成感を味わえるような遊びを考えていきます。(文責 松添)

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