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2021.08.30

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ゆり組(2歳児クラス)色水遊び

8月初旬、園庭で色水遊びをしました。初めての色水遊び。子ども達は、色が混ざって変わっていくことに気付いたり、ジュースに見立てたりして楽しんでいました。

 

ねらい

・色の混ざりや単色の美しさを味わう

・ジュース等に見立てて表現を楽しむ

 

ゆり組保育室前に色水遊びコーナーを作り、赤・青・黄の三原色を準備して色水遊びスタートです。

「やりたい!」と言って集まる子ども達。

水に色が広がると「わあ!」と驚いた表情!

色の変化に気づいています。

初めは単色を楽しむ子がほとんどでしたが、1人が色々な色を混ぜて楽しみ始めると、変化に気づいた子から混ぜて楽しむようになりました。

 

「オレンジほしい!オレンジは?」と赤・黄・青しかないのにオレンジ色を持っている子に気づき、尋ねる子がいました。

混ぜてできる色に気付けたらいいなと思い「どうやったんだろうね〜」と問いかけつつ見守ると、近くにいた友達が

「(黄色を指して)これいれたよ!」

と教えてくれました。

"赤色と黄色を混ぜればオレンジが出来る"

遊びを通して色の性質を学びました。

その後もそれぞれ色の混ざりを楽しんで満足すると、色水を捨て透明の水からまた色水作り…と繰り返し楽しみます。

 

しばらくすると、

濃い赤を作り、「トマトジュースです!」とジュース作りが始まりました。

 

それを聞いた子も「みかんジュースだよ!」と自然とジュース作りに発展。

また、

たくさんの色を混ぜ、濃い色を繰り返し作っていた子は、

「色を混ぜる」ことに満足したように最終的にはとても綺麗な水色を作って「かんせい!」と持ってきました。

 

表現の基礎は五感を使ったたくさんの直接体験から育まれるといわれています。特に、子どもが遊びに使うものの中で、水・粘土・紙などは子どもが自分の力で思うように変化させることができる素材です。

 

これらを使うことで、「自分で変化させた」という経験ができ、達成感・満足感につながっていくのだと思います。

 

この色水遊びでも自分だけの色を作り出し、色の変化を楽しんだり、そこからジュースのように見立てて遊んだりとたくさんの遊びに展開されていきました。

今後も子ども達と一緒に表現を楽しんでいきたいと思います。

 

文責:田中

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