お知らせ
2020.12.10
ブログ
Rくんの大切な時間
ある日、Rくんが可愛らしくちょこんと正座をしていました。
近寄って声をかけてみると、真顔でチラッとこちらを見てはくれましたが、また窓の外を眺めました。
いつもなら、”お腹空いた〜“とハイハイで保育士に近寄って来てくれる時間です。そろそろミルクの時間かしら?とスタッフらと相談してミルクを作り、哺乳瓶を持っていきました。しかし興味を示しません。
そっと抱き上げようとすると、”触らないでーー!邪魔しないでーー!”と言うかのように全身でのけぞって泣き出し、怒りの感情を表現してくれました。
Rくんのルーティン
次の日も、15時のおやつの後、同じ場所に居ました。
Rくんがこんなにも集中して感じているものとはなんだろう?
気になりましたので、しばらくの期間、邪魔にならないようにそっと観察してみることにしました。
瞑想や禅をしているみたいな静寂な雰囲気のこともあれば。
ちょっと立ち上がってみたり。
伝い歩きしてみたり。
雲を見ているのかな?
西松屋のうさぎを見てるのかな?
外の雰囲気を楽しんでいるのかな?
もしかして、窓にうっすら映っている自分を見ているのかな?
1ヶ月ほど様子をみて見ましたが、Rくんの秘密はよくわかりませんでした。
しかし、どうやら年上クラスの子が遊んでいたりアフタースクールの子供達がサッカーやドッヂボールで遊んでいたりしている事が多い気がします。
最近は手を叩いていたり、バンザイをしていたりもします。
私たちの呼びかけにも、照れ笑いを浮かべてくれたりしてくれます。
これからもRくんのルーティンの時間を大切にして、見守っていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
大木