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2024.11.12

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活動で食材に触れる🍒 (0歳児・さくらんぼ組)

食べることが大好きな0歳児の子どもたち、離乳食のスティック状の野菜や俵型おにぎり等、手づかみで食べることを楽しんでいます。

今回は、遊びの中で調理前の食材に触れる経験や突き出た大脳といわれる手で食材の感触を通して感性を育てられるように、野菜スタンプの活動を行いました。活動に参加する子どもたちの様子をお届けします。

使用した野菜は以下の通りです。

・じゃがいも

・ピーマン

・おくら

・アボカド

・かぼちゃ

(その他)

・プラスティックのカップとプチプチで作ったスタンプ

・スポンジ

野菜の形や表面の触り心地を手で感じることが出来ることに加え、野菜を半分に切り断面が見えるようにすることで、子どもたちにも野菜の中身が分かるように工夫しています。又、感触が苦手な子どもでも活動を楽しめるように野菜以外のスタンプも用意して活動を行いました。

食材でスタンプ遊び

まず最初に「やさいさん」の歌に合わせながら子どもたちに渡すと、「なんだろう?」と不思議そうな表情で野菜を見つめています。

実際に持つことで、手でかぼちゃのずっしりとした重さやじゃがいもの重さを感じることが出来ました。

じゃがいもも土の付いた状態で渡し、野菜に触れながら土のザラザラとした感触も楽しむことが出来るようにしています。

早速、手に持っている野菜を絵の具につけ、画用紙に置くようにスタンプを開始します。

重さや丸みのある形のじゃがいもやアボカドは、横に滑らせるように画用紙に色を付けていく姿が見られました。

ピーマンにピンク色の絵の具を付け、スタンプをするYちゃん。繰り返しスタンプをする度に色がつき、スタンプの面白さやピーマンから出来る模様が楽しいようで微笑んでいます。

上の画像はH君の活動の様子です。じゃがいもやピーマン、アボカド、カップで作ったスタンプ等、様々なものを使って画用紙いっぱいに色を付けることを楽しんでいます。

野菜を横に滑らせたり、ポンポンポンッと一ヵ所にスタンプすることを楽しんだりと感触に抵抗なくのびのびと自己を作品で表現することが出来ました。

食べている食材の自然の姿を知る経験

生きる上で欠かせない、食事。

0歳児の子どもたちは母乳やミルクを飲むことから食事が始まります。そして徐々に離乳食で野菜や出汁など、薄くやさしい味付けから様々な食材の味を味覚で楽しむようになっていきます。

食事を通して様々な食材に触れる中で、「おいしい!」と自分の好きな味を見つけたり、手づかみで食材を持って食べる経験を重ねたりすることに繋がっているのです。

また、食事には、食材を洗い、切って煮たり焼いたり等、子どもたちの口に運ばれるまでに調理という過程があります。

0歳児に関わらず、子どもたちもその過程を実際に見て知ることや、刻まれた人参を食べてただ「これ美味しいな」と感じるのではなく、食べた時に人参を頭にイメージ出来ることも大切だと考えます。

 

そこで現在は、様々な食材で料理が出来ていることに気付く段階として、さくらんぼ組ではままごと遊びや食べ物に関する手遊び、簡単なクッキング、野菜を取り入れた活動を取り入れています。

今後も、子どもたちが食材に触れる経験から、より食材に興味や親しみを持つことや、舌で味を楽しむことが出来るように「食育活動」を行なっていきたいです。

(文責:松添)

 

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