お知らせ

2024.07.11

ブログ

おかえりなさい!!

昨年度卒園した子ども達を招き、5月18日に卒園児交流を行いました。

卒園してから約2ヵ月。久しぶりに会う友達との会話を楽しむ中で、小学校での話に花を咲かせていましたよ。

サークルタイム

さくら組の時に毎日していたサークルタイム。

久しぶりにみんなの前に立つと少し恥ずかしそうな表情を浮かべる姿も見られました。

今回のサークルタイムでは、【名前・クラス・小学校で頑張っていること】の3点を発表してもらうと、「僕(私)も同じクラス!」と意見を伝える子も。

小学生になり勉強を頑張っている子も多く、「国語を頑張っています」や「難しいけど、算数を頑張っています。」など学校で頑張っていることを嬉しそうに教えてくれましたよ。

ルールのある遊び

今回は、ルールのある遊び(ケイドロ・こおり鬼・しっぽ取り)を行いました。

鬼決めから子ども達で進めてもらうと、小学校で実際に取り入れている決め方(少人数で分かれてじゃんけん など)を実際に周りに共有している姿が見られました。

ゲームをする度に振り返りを行う事で、「鬼は2人で良いのか」「鬼は人数が少なくて大変ではないか」など各々意見を出し合う姿が見られていました。その中で、「大変じゃない?」と相手のことを思い、優しく声をかけて意見を引き出そうとする子もおり、小学生になって、友達を思いやる気持ちが更に高まっていると改めて感じた場面でした。

〜ケイドロ〜

今回、さくら組の頃からよく取り入れていたケイドロは、園庭という広い場で警察2名、泥棒18名でスタートしました。泥棒の人数に対して警察の数が少なく、捕まえるのに苦戦していましたが、仲間としっかりと策を練ってから追いかけることで、スムーズに捕まえることもできていました。しかし、3分と短い時間でなかなか捕まえられず悔し涙を流す子もちらほら…

その様子を見ていた子ども達は、「鬼大変そうだよ!」や「もう少し増やしてあげたらいいのに…」と自分達で意見を出し合うサークルタイムに発展していきました。大変そうだから鬼を増やしてあげたいという意見が多かったですが、その中ですぐ捕まってしまうのではないかと考え、増やす事に対して消極的な意見も聞かれました。

時間をかけて話し合いをする中で、「1回増やしてみてすぐに捕まったら警察を減らす」に決定!

実際に増やして行ってみると、予想とは裏腹に全員捕まるまで時間がかかり、増やしてもゲームは成立する事に気付いた様子でした。警察が増えた事で、すぐに捕まらない為に泥棒チームも作戦会議をしながら遊びを深めていましたよ。

~こおり鬼・しっぽ取り~

こおり鬼やしっぽ取り共に子ども達自身で意見を出し合いルールを決める事になりました。話し合いには保育者も間に入りルールは難しくないかを全員で確認して進める事で、しっかりと内容を理解しながら、その都度声をかけ合う姿が見られました。

ゲームが始まると、「鬼そっちに行ったよ!」や「こっちから追いかけるから!」などチームで協力してお互いに声を掛け合いながら遊ぶことができていました。

ゲームを進めている中で、捕まえられずに悔し涙を流してしまう姿や、励ます姿、次は捕まえようと気持ちを切り替えて参加する姿などありました。しかし、捕まえられないからやめるということはなく、捕まえられなかったからこそ次はどうするべきなのかを自分なりに考えて取り入れていました。

 

今回の卒園児交流では、さくら組の子ども達が大好きだったルールのある遊びでした。子ども達は、小学校生活の中で培われた相手の意見をしっかりと聞くことや周りに伝わりやすい話し方などを自然と取り入れている姿に成長を感じました。

次回は、卒園児交流は子ども達と話し合い、夏や夏祭りをテーマに活動を計画しています。

次会えるのは8月!成長した子ども達に会えるのを楽しみにしています!

 

文責:池田

 

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