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2024.05.10

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自分でやりたい【ゆり組(2歳児)】

新年度が始まり、1ヶ月が経ちました。17人の進級児たちは、新しい保育室にすっかり慣れ、安心できる環境のもと元気に過ごしています。持ちあがりで、今年度も引き続き担任をさせていただくことになり、嬉しく思います。1年間、どうぞよろしくお願いします。

あっという間の4月でしたが、子どもたちはさくらんぼ組の時とは異なる配置や流れにも適応し、身の回りのことを自分でできるようになってきています。

・自分のロッカー(白いカゴ)から帽子靴下を取り出す、しまう。

さくらんぼ組では、ロッカーは大人が開閉し、準備や片付け等していましたが、今ではすっかり自分の持ち物の場所が分かり、自らするようになっています。

・おやつや給食時に自分で椅子を運んで置く、食べ終わったら片づける。

これまでは、椅子は事前に保育者が並べ、食べたらそのままにしていましたが、ゆり組になってから自分でやっています。薄くなったジャンプ椅子にも少しずつ安定して座れるようになってきています。

その他にもできるようになったことの1つとして、

・戸外遊びに出る時や場面が切り替わる際には約束事を決め、守る。

状況に応じて保育者は子どもたちが安全に遊べるよう配慮し、約束事を伝えます。「静かに歩いていくよ。」「今日は園庭にさくらんぼ組の赤ちゃんもいるからバイクはお休みね」等です。すると、「バイクはばつだよね」と保育者に確認したり、違う場所に行こうとする友だちに「こっちだよ!」と教えてあげたりする姿が見られるようになりました。

以前なら早く外に行きたい気持ちが先行していましたが、今ではきちんと大人の話を聞き、約束を守ろうとするようになっていました。小さな約束事を守り達成することで、その積み重ねが自己肯定感を育み、自立心や社会性に繋がります。

これからも子どもたちの自分でやりたいやできることを尊重し、また甘えたい気持ちも受け止めながら、成長を見守っていきたいです。

文責:白澤

 

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