お知らせ
2024.04.30
ブログ
【もも組(4歳児)】園庭遊び、満喫中!
もも組に進級して、また一つお兄さんお姉さんになった子ども達。ドキドキしながらもその表情はどこか自信に溢れています。そんな子ども達は、自然がいっぱいのプラスの園庭で遊ぶことが大好き!「今からお外に行きます!」と伝えると、一斉に「イエーイ!」「やったー!」の歓声が上がります。帽子に靴下、水筒を準備して外に出ると、まずは遊んでもいいゾーンを大人としっかり約束します。
園庭は大きく①砂場(藤棚の下) ②園庭(中央の平たい所) ③お山(築山の裏、バイクロード)の3つに分けており、大人が子ども達の安全を身近で見守るために、一度に遊ぶゾーンは2ヶ所に限定しています。
園庭はみんなが遊ぶ場所
「今日は砂場と園庭はオッケーです!」の発表と同時に「バイクはいい?」「ボールはいい?」と自分が遊びたいもので遊べるかの確認依頼が殺到します。全部「いいよ!」と言いたい気持ちはやまやまですが、もも組だけでなく小さなお友達もみんなで使う園庭ですので、そこは配慮が必要です。「バイクは×バツだよ」と伝えると、「え~~~」と言って残念がります。
しかし、自分たちよりも小さな友達が園庭にいる姿を見て「赤ちゃんがいるからね!」と言って、バイクに乗りたい気持ちに折り合いをつけ、違う遊びを選択してくれています。大きくなるということは我慢ができるようになることなのだなと子ども達から改めて教わり、いつの間にか自分より小さな友達をいたわることが出来るようになっている子ども達の成長を肌で感じる瞬間です。自分達がしてもらってきたことはしっかり心に根付いていて、次はそれをお返しする…人を思いやる気持ちを目の当たりにすると、心も春のように温かくなります。
園庭には季節の自然がいっぱい♪
もも組の子ども達は今、草花や生き物などの自然物に興味津々です。小さな尺取り虫を見つけると、手のひらに乗せてその動きをじっくり観察していました。「お腹が上に曲がって伸びて進んでるね~」「かわいいー!」「くすぐったいね」とそれぞれに尺取り虫への感想を言葉にしながら、交代交代で手のひらに乗せていました。
蜘蛛や蟻、カマキリの卵など、怖がらずに何でも手に取ってかわいがる姿はあっぱれ以外の言葉が見つかりません。
オガタマの木の花も大人気。「バナナの匂いがする!」「いや、リンゴの匂いだよ!」と言いながらその白い花びらを一枚ずつ拾い集めています。白やピンクのつつじの花をみて、「わぁ、きれいね~」と眺める姿もあります。様々な花びらをちぎって砂で作ったケーキにデコレーションしたりと、色とりどりの春を満喫中です。
最近は一気に気温が高くなってきて、子ども達の帽子の下の前髪が汗で濡れる日もあります。一気に夏が近づいてくるかもしれませんが、来月には若葉や初夏の花々がプラスの園庭を彩ることでしょう。また新しく顔を見せてくれる自然物と子ども達がどのように触れ合っていくのか今から楽しみです。文責:上岡