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2023.03.31

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卒園おめでとう!さくら組(5歳児)

34日。雨予報も子ども達のパワーで吹き飛ばし、良い天気の中で卒園式を執り行うことが出来ました。

「卒園式ってなんだろう」

みんなで話し合うと「小学校に行くってこと!」「保育園で過ごした証拠になる!」と意見が出ます。その中で特に多かったのは「ありがとう」という思いでした。

「お父さんお母さんありがとう」「楽しいことを考えてくれた大人の人たちありがとう」「新園舎を作ってくれてありがとう」と家族はもちろん、保育者や工事をしてくれた方々へも感謝を伝えてくれた子ども達。

この「ありがとう」という思いをできるようになったことを発表して伝えようとみんなで話し合いました。

また、お別れのことばを考えよう!とみんなで保育園生活を振り返ると、「保育園、最高に楽しかった!」という意見が沢山でました。

 

赤ちゃんの頃からずっと長い時間を保育園で過ごしてきた子ども達。

好きな遊びを見つけ、好きな友達ができ、一緒に遊ぶ中で楽しいことを沢山経験してきました。

ただ、楽しいことばかりではなく、転んで泣いたり、ケンカして悲しい思いをしたりしたことも同じように沢山あったと思います。

 

特にこの1年間で、子ども達の心は大きく成長しました。日々のサークルタイム、運動会、お化け屋敷、フェスティバルなど話し合う経験を通して、

「自分の意見だけでなく、相手の気持ちに気づく」ようになり、その中で「自分の気持ちを調整しようとする」「友達と同じ目標を持って取り組もうとする」気持ちが芽生えました。

 

話し合いで、子ども達全員の意見が揃うことはほとんどありません。そのため、何かを決める話し合いでは友達の意見を聞き「その考えもいいね」と受け入れようとする心の育ちが必要になります。

難しい気持ちの調整を、子ども達は少しずつできるようになったんだなあと改めて成長を感じました。

 

そんな子ども達が様々な意見を出し合い、考えた卒園式。緊張しながらも明るく元気なさくら組の子ども達らしい、笑顔溢れる素敵な式でした。

そして、保育園最後の日に行った卒園パーティーでは、大好きな友達とクッキングをしたり、言葉を交わしたりして素敵な時間を過ごしました。

子ども達の成長を1番近くで感じることができ、一緒に喜んだり、笑ったり、怒ったり。私にとっても最高に楽しかった1年になりました。

保育園で過ごしたことを思い出しながら、そしてこの経験を自信に繋げて、小学校も楽しんでほしいと思います。

この先未来も、明るく元気に過ごせますように!

ずっと応援しています。

改めまして、さくら組のみなさん、卒園おめでとうございます。保護者のみなさま、1年間ありがとうございました。

文責:田中

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