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2021.08.25

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たんぽぽ組(0歳児)〜丸ごとスイカ触ったよ〜

 たんぽぽ組(0歳児)の子ども達は、泥んこや水遊び等、ダイナミックに遊ぶ姿が見られます。
 今回の長雨が続く前の暑い日には、以上児クラスが行っていた夏の遊び”スイカ割り”を何度か見学していました。そして、年長組がテラス前で行っていたスイカ割りを窓越しに食い入るように見入っていた姿から、子ども達は丸ごとのスイカを見たらどんな反応をするのか、子ども達の興味を更に広げられるのではないか…と考え、たんぽぽ組でもやってみようと企画しました。

 スイカは、身近な食べ物ではありますが、給食や家庭では切った状態で出てくることが多いため、丸ごとの状態で見ることはまず少なく、触ったり叩いたりその場で切って食べたら…と私たち大人の想像は膨らんでいきました。

数日前から普段遊んでいるペットボトルや新しく作ったラップ芯でボールを叩く遊びを経験。

スイカ割りの当日には、ボールと同じ位の大きさの小玉スイカ2つを準備しました。

おやつの後に『スイカ』の絵本を見て、本物のスイカが登場!

まずはテーブルの上に台付きでスイカを置くと「これは何?」という表情で絵本のスイカとは少し色や模様が違う為か、反応が薄いようで…

 

次に床のタオルの上にスイカを置いて子ども達の反応を見ることにしました。するとスイカの周りに皆が集まってきて、ツンツン触ったり、触れないけれど遠目から覗いてみたり、スイカの冷んやりした感触を楽しむ姿がありました。

丸ごとのスイカのインパクトはやはり大きかったようで皆んな興味津々です。

早速、ペットボトルやラップ芯を出すと「あっこれ知ってる、やったことある」と言わんばかりにボールのようにポコポコと叩き始めたり、ボールのように持ち上げる子どもまでいました。


私たち大人はスイカ割りの前に割れてしまうのではないか?と内心ハラハラしながらも、この体験を楽しんでいる子ども達を見て次に期待が膨らみます。

最後は目の前で切って食べてみよう…と包丁でパカっと半分に割ってみると、柵の外から食い入るように見つめる視線を感じました。

いつもの食べたことのある赤い果肉に『あぁ〜』と食べたいアピールが始まります。甘くて美味しいスイカの味に何度も口を開けて催促してきました。

給食前の時間に味わったスイカでしたが、給食後のデザートでもたくさん食べたことは言うまでもありません。
丸ごとスイカの体験をさせてあげたいという思いからの活動でしたが、子ども達が新しい体験をして益々食べる意欲やこれからの食育にも繋がればと思います。     文責:大迫

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