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2020.09.28

ブログ

9月のリトミック

9月28日、リズム室にて全体リトミックを行いました。

錦ヶ丘保育園では、リトミックを日々の保育の中でほぼ毎日取り入れています。それに加え月に一度、クラスではなくリズム室の大きな空間で自由に体を表現する全体リトミックを行っています。

 

リトミックとは何なのか?については、リトミック担当の西野が以前のブログ「全体リトミックをしました!」にて連載しています。

では、リトミックで養われるものとは?

 

リトミックでは、音楽という素晴らしい素材で音楽を楽しむ事はもちろん、音やリズムに反応して動く事により感じる心、想像力や創造力を養います。また心で感じたものを、体を使って自分なりに表現する(自己表現力)ことで心とからだの協調・調和を作り出そうとするのです。

 

子どもたちがリズムを表現するとき、からだ全体、頭の先から足の先まで全てが頭脳と言えます。幼児は見るもの、聞くもの、触れるもの、考えていることをからだ全体を使って表現し、心とからだは常に一緒に発達していきます。

 

子どもたちは、速い音楽→早く走る ゆっくりとした音楽→ゆっくり歩く 音が止まる→動作も止まる というように音楽を注意深く聞いて表現しています。自分自身を音に合わせてコントロールする事が、集中力、反応力、反射性、直感力、記憶力…など様々な力が養われていく事に繋がっているのです。

 

本日のリトミックでは、0歳児は音がピアノから出ている事に気付き興味を持っていました。

音を聞くだけでも立派なリトミック。一緒にピアノを弾きながら音を聞くことを楽しみました。

 

5歳児では、友達と協力してからだを動かす楽しさを味わいました。

こちらは「そり」という動きです。2人組になり、1人はそりになり、1人はそのそりを引っ張って動きます。引っ張る子どもは腕の力と足を思い切り踏ん張って前に進もうとします。この動作が腕や親指の付け根の筋肉の発達を促すねらいがあります。

このようにリトミックひとつひとつの動きには身体の発達も促すことができるねらいもあります。

 

本日のリトミックも、汗を滲ませるほどからだを存分に動かして楽しむ子ども達の姿がありました。ご家庭でも、今日のリトミックはどうだったのか、ぜひ聞いてみてください。  小川

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