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2020.05.25

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全体リトミックをしました!

新しい年度が始まり、今日は今年度初めてのリトミックがありました。

今年度から、リトミック係がピアノを弾き、担任がリトミックを回すことになりました。

まず、リトミックとは何だろうか?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

リトミックとは、作曲家・音楽教育家エミール・ジャック・ダルクローズという方によって考え出された音楽教育法です。

音楽教育は、人間の心と身体の発達段階を考慮して行うべきという考えから、様々な研究を重ね、音楽教育にリズム運動を取り入れました。「からだで覚える」ということもあり、音楽を聴く、歌う、演奏する、作るといったことをからだを動かす経験を通して感じとっていくのがリトミックの教育法です。

教育法と聞いて、「え?教育法…?」と疑問に思う方もいると思いますが、私たちはまずは、音を聞くことを楽しむをテーマとして考えています。

やはり、0歳児〜2歳児までは音に合わせて動くことが難しい為、音を聞いて身体を揺らす・曲に合わせて口を動かすなど些細なことから自然と子どもたちは曲を覚え、身体を動かすことを楽しむようになっていきます。

 

では、今日のリトミックの様子をご紹介します。

まずは、0歳児クラスです。

今回は、2人の子ども達が参加してくれました。初めてのピアノの音に不思議そうな表情を見せる子がいる中、嬉しそうにピアノに近づいたり、歩いたりする姿も見られました。

まだ、歩き始めたばかりの子や、ハイハイの子など様々ですが、今後リトミックでどのような成長・表現を見せてくれるか楽しみです。

 

次に1歳児・2歳児クラスの様子です。

この2クラスは日頃からクラスでリトミックをしていることもあり、たくさん身体を動かす子どもが多かったです。

今、この年齢の子たちに空間認知能力(友達との距離感など)が身についてきている途中なので、走り回ってぶつかってしまう姿もありました。

リトミックを通して、空間認知能力が高まると共に、友達と身体を動かすことを楽しんでくれるようになったらいいなと思っています。

続いて、3歳児・4歳児・5歳児クラスです。

この3〜5歳児クラスは、今までしてきたリトミックを身体全体を使って楽しみます。

狭い空間を全力で走り回る為、ぶつかってしまうのでは?と思う方もいるかと思いますが、実際はぶつかることは少ないです。

なぜかというと、子どもたちはリトミックを通して子どもたち自身が空間認知能力を身につけていきます。”どうすればぶつからないかな”など身体を動かしていく中で楽しく参加することができています。

年齢によって楽しみ方は異なりますが、子ども達はそれぞれの方法でリトミックに参加することができていました(^^)

これから、月に1度あるリトミックの中で季節の歌や新しい動きを取り入れつつ、私たちも子ども達も楽しめるリトミックにしていきたいと思います。   文責:西野

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