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2019.10.19

ブログ

ゆり組 水族館

魚の絵本から少しずつ魚に興味を持ち始めた子ども達。

お昼寝中にゆり組内に海を作り、魚の写真を貼ってみました。

起きてすぐに「魚がいる!」と興味津々に見つめます。

「魚を作りたい!」との声からどうやって作るのか話し合いを始めました。

「紙をこうやって(丸める仕草)すればいいんじゃない?」「手形ぺったんしようよ!」「葉っぱを取ってこよう!」とこれまで経験した活動を思い出して出た意見が沢山ありました。

1・2歳児はいろいろな素材(水・砂・泥・土・紙・粘土等)に触れ、楽しんだり、感触を味わったりする経験が大切だといわれています。そこから3歳以上児になった時にこの活動の時には紙より丈夫な段ボールを使おう!などの発想に繋がり、活動の幅が広がっていくのだと思います。

紙を丸めるという意見から実際に花紙を丸めてみると「魚にならない…」とポツリ。

子ども達のイメージした魚は花紙を丸めたものではなかったようでした。

考えた結果『葉っぱに花紙をつける』ということになり、早速、葉っぱ探しへ!

色や大きさを選びながら探します。

魚に詳しい子は木の棒を見つけ、「リュウグウノツカイがいた!」と嬉しそうに持ってきました。リュウグウノツカイは細長い深海魚です。その形を知っているからこそ木の棒をリュウグウノツカイに見立てたのだと思います。

葉っぱを見つけ、花紙をつけ始めます。

丸めたり、破ったり。思い思いに自分のイメージした魚を作っていきます。

「尻尾を作ってみよう!」と花紙を破り、尾びれのようにつける子もいました。

そうして出来た魚を海に貼ると、下の魚の写真を見ながら「この魚作ったんだよ!」「またやりたいね」と友達同士で話すような姿がありました。このように友達同士で「楽しかった」と気持ちが通じ合う経験が、友達の気持ちを理解する土台になっていくのだと思います。

ここから様々な素材を提供していくなかで子ども達がどのような素材でどのように魚を作っていくのか発想が楽しみです。

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