今回は11月15日(土)に行われるフェスティバルについて、お伝えします。

入所から数ヶ月が経ち、初めてのフェスティバルを迎える方もいらっしゃいます。

この時期、保護者の方々から「フェスティバルって、どんな事するの？」という声が、よく聞かれます。

錦ヶ丘では、曲に合わせて同じ衣装を着て踊る！といった舞台発表は行っておりません。今年も、さくらんぼ組の室内で様々な”展示”という形で皆様に楽しんで頂きます。

展示内容

⭐︎入所から現在（10月末）までの発育発達の様子を1人ずつ写真入りのポートフォリオで紹介（0歳児）

⭐︎これまで行ってきた初めての活動や作品の紹介（絵の具遊び・野菜スタンプ遊びをなど）（0・1歳児）

⭐︎生活・遊び・人との関わりの写真紹介（0・1歳児）

⭐︎育ちをまとめた動画紹介（0・1歳児）

⭐︎感触遊び（絵の具と紙粘土・ビーズの紐通し作品）1歳児

⭐︎童具遊び（かずの木・モザイク・ピンボード）1歳児

入園当初は、園でどんな風に過ごしているのだろうと多くの不安や心配をされた新入園児の保護者の方もいらっしゃることでしょう。

子ども達の成長は目覚ましいものです。

全身や手先の運動発達、言葉を理解したり体でリズムを表現したり、人と関わる事で安心して過ごす子ども達の様々な姿を動画や写真で懐かしく振り返って頂きたいと思います。

↑リトミックのメダカ

↑リトミックのブリッジ

感触遊びで砂や泥、水や新聞紙・花紙・絵の具など、様々な素材に触れてきた子ども達。

初めは触れることをためらったり、嫌がったりする子もいます。友だちや保育者と一緒に遊ぶうちに「触れてみよう」と手を伸ばすようになってきました。

フェスティバルでは、感触遊びの一つとして絵の具遊びの作品も展示します。

初めての0歳児の絵の具体験は、直接触れずにジップロック越しに触れました。数回にわたって楽しんできた経験から手で直接触れて遊んだ作品まで展示します。

 

1歳児はタンポや筆などの道具や手で塗った作品など、夏頃から段階を踏んだ過程を作品にしてご覧頂きます。

 

その他にも

童具遊び（数の木・モザイク・ピンボード）の中から、子ども達が作り上げたものを作品として展示します。

一人ひとりが夢中になって遊んでいる一瞬一瞬の表情や感じて気付いて心が動く瞬間を捉えた表情を様々な”展示”という形で、ご覧頂きます。

↑童具のモザイク

↑童具のピンボード

↑童具の数の木

表現とは…

錦ヶ丘プラスでは、0歳から楽しく表現することを大切にして捉えています。

『表現』は言葉だけでなく身体を動かしたり、喜怒哀楽の全てが表現と捉えています。子ども一人ひとりの成長発達が違うように同じ遊びを経験しても興味の持ち方や遊び方は様々です。

たくさんの遊びの中で様々な経験をし、そこに生まれた感情を子ども達は様々な方法で『表現』してくれます。

作品や写真と共に、その背景にあるお子さんの成長の過程をイメージしながらご覧頂きたいと思います。

文責:大迫