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2025.03.07

ブログ

円筒ドーム作り

異年齢児交流

きく組(3歳児)ともも組(4歳児)で異年齢交流『積み木の活動(円筒ドーム、山脈作り)』を行いました。

子ども達自身で参加したい活動を選択したので、終始集中しながら取り組むことができました。

活動の中では、もも組の子ども達がきく組の子ども達をリードし「こっちに置いたらいいかも!」や「ゆっくりだよ」など、その都度優しく声をかける姿が見られました。また、異年齢で活動する中でお互いに声をかけあい協力しながら1度も崩れることなく完成させることができました。

完成した円筒ドームを見て「中に入りたい!」という子が多く、翌日はドームの中に入り、写真撮影をするととても満足そうな表情でした。

きく組の子ども達が「円筒ドームを作りたい!」と言っていたので、その後きく組だけで行った円筒ドームづくりの様子をご紹介します。

 

自分たちで円筒ドームづくりをやってみよう!(3歳児 きく組)

前回の経験を思い出し、円筒ドームに挑戦!!

円筒ドームを作るルールは【積み木は大切に扱う】

積木は生きています。積木も息をしており、乾燥している時期は少し小さくなり、湿気がある時期は膨らみます。また、角が尖っている為、友達にぶつかったら怪我をしてしまう恐れがあります。活動を始める前にルールを伝えたことで、子ども達はしっかりと守り、取り組むことができていました。

活動のねらいは

①友達とイメージを共有しながら作り上げ、「できた!」という達成感を味わう。

②ルールを守り、友達と協力して作る。

円筒ドーム作りでは、立方体・直方体・二倍体・三倍体・長板の5種類の積木を使いました。

普段から、積木で遊ぶ機会が多い子ども達はそれぞれの積木の特性を活かし、工夫しながら作っていました。

円筒ドーム作りスタート!

円筒ドームは積木を積む順番が決まっています。進める中で、次に使う積み木の紹介をすると、「名前知ってる!直方体でしょ?」と子ども達がそれぞれの積木の名前を教えてくれました。

立方体→直方体→二倍体→三倍体→長板の順に積み重ねる中で、最初は積み方が上手くいかず途中で崩れてしまう事もありました。何度も崩れては繰り返し積む体験から左右均等に置くと崩れにくいことに子ども達が気付き、終始集中しながら取り組む事が出来ました。

1種類ずつ順番に積み重ねて高さが同じかその都度確認する事で、「ここ高いよ!」と子ども達自身が気付いて調整していました。

多くの積木を使い、子ども達の身長より高くなってくると、手が届かず困った様子も見られましたが、手が届かないのであれば、椅子を使えばいいと子ども達なりに考え、椅子を使って積み上げていました。

完成が近づくにつれ、子ども達は楽しみにしている入口を早く作りたくて「早く穴を開けたい」という声が増えていきました。そして、準備した積木を全て使い終わる頃には、子ども達が5人ほど入れる大きな円筒ドームが完成しました。

円筒ドームに入口を作ろう!

円筒ドームが完成すると、入口作りに挑戦!

今までの円筒ドーム作りの経験を思い出しながら「この積み木取ってもいいの?」と子ども達自身が場所を決めて順番に積木を取ることが出来ていましたよ。

簡単に取れる場所や慎重に抜かないと崩れてしまう場所があり、崩さないように積み木を抜くことが難しいようです。しかし、崩さずに抜くことが出来ると嬉しそうな表情でした。

今までの積木遊びを繰り返し行う中で積木の使い方や友達と協力して作る楽しさ等の気づきがたくさんありました。今回の活動では、協同性や創造力などの力を使い円筒ドームを作り上げることができました。

今後も創造性や協同性などを引き出せるような活動を計画し、実践していきたいと思います。   文責:池田

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