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2026.01.30
ブログ
童具を通して季節を感じる
錦ヶ丘の三本柱の一つ『童具』とは、前回のブログでもお伝えしました通り、遊びを通して様々な学びへと繋げていくことができるとても魅力的な玩具です。
「ここにこの積み木を置いたらどうかな?」と自由に思うがまま積み木を重ね合わせることで、崩れにくい独自の積み方を生み出したり、何かの物に見立てることで遊びが発展していったりと、新たな創造から個性あふれる作品となっていきます。これらの自由に作り上げる遊びの経験から、目的の物を作り上げよう!という意欲へと繋がっていき、自分で想像した物を作り上げる楽しさへと繋がっていきます。
今回のブログでは、目的をもった童具遊びについてお伝えします。
童具で季節を感じる
錦ヶ丘プラスでは、季節の変化を童具で表現する活動を取り入れています。
ねらい:童具を通して季節の移ろいを感じながら、新たな童具の遊び方を知る
積み木でクリスマスツリー
去年から行なっている積み木でクリスマスツリーづくり。去年は、立方体のみでを積み上げてつくりあげましたが、今年は、立方体だけでなく直方体・二倍体・三倍体を使ってクリスマスツリーをつくっていました。立方体だけで作っていたときは積み重ねる場所を主に意識していましたが、様々な形の積み木を重ねる積み方は、バランスを考えたり、より安定する積み方を考えたりなど様々な箇所に意識を向けなければなりません。
また、一つの物を一人で作り上げるのではなく友達と協力しながらつくりあげていきます。その中で、一人ひとりの考えの違いを受け止めながら対話を重ねてお互いの一番いい解決方法をみつけていきます。これらも、社会にでるにあたりとても大切な能力となります。
モザイクでお正月遊び
文字や数字に興味関心のある年長児(さくら組5歳児)を対象に、モザイクで文字や数字づくりに挑戦しました。まずは、作りたい字を自分の中でイメージしていきます。初めての挑戦に戸惑う子どもたちでしたが、
「まず字を完成させてから周りを白くすればいいんじゃない?」
「ちょっと一回字を書いて、見ながらやってみる」
様々なやり方で挑戦していました。出来上がったときの完成度はとてもすばらしく、
「みてみて!これわたしがやったんだ」など子ども達の達成感に満ち溢れた表情がありました。
子どもたちは、難易度が高いと感じても試行錯誤してつくりあげることができます。私たち大人は、子どもたちのできる力を信じながら、援助していくことを心がけていきたいです。
ピンボードで鬼づくり
きく組(3歳児クラス)では、ピンボードを頻繁に取り入れてきました。カラフルな輪ゴムを様々な箇所にかけて模様をつくったり、夏になるとひまわりやスイカを表現したりと指先を起用に動かしながら創造力膨らませて取り組んでいます。
節分が近かったため、ピンボードで鬼をつくろう!と提案してみました。
「歯に牙みたいなのあるから、つくらないと」
普段は輪ゴムを伸ばして引っかけていましたが、一つの輪ゴムを何重にも重ね合わせて引っかけるなど「どうしたら鬼に見えるか?」工夫する姿が見られました。ここまで工夫して取り組めるようになったのは、子どもたち一人ひとり異なる豊かな感性とこれまでの経験からなのではないかと思います。
目的を持った童具遊びに正解はありません。イメージしてつくることが難しいこともあると思います。その時にはイラストなど分かりやすい物を準備するなど環境を整えますが、「この通りにつくってね」など強制はせず、自分なりのつくり方を試行錯誤しながら見つけていくことが、これからの成長で大切となっていく“自分で考えて行動する”ことに繋がると思っています。これからも、自分なりの表現を通して自分らしさを存分に発揮していける保育を取り入れていきます。文責 関
参考文献:童組館 https://www.dougukan.com/


