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2019.07.22

ブログ

きく組 紙飛行機

紙飛行機作りは最近の子ども達のブームの1つです。

「作り方がわからない」という問題が起き、どうしようか話すと子どもたちから出た答えは

 

「もも組さんに聞いてみよう!」

 

日頃お兄さんたちが折っている姿を見ていたのですね、聞きに行くと快く折り方を教えにきてくれました。

ここから紙飛行機への興味が深まってきました。

とは言ったものの、いざ自分たちで作ろうとなると

「どうやって折るんだったっけ?」「(折り目が綺麗につかず)出来ない!先生がして」

思い通りに行かず苦戦します。

保育士が教えるというより、子どもたち同士の関わりや困っている人への思いやりの心を引き出せるよう、折り紙の折り方を見ながら、私も一緒に「難しいね〜こうしたらどうかな?」と考えていました。

経験を重ねるうちに紙飛行機を折れる子が少しずつ増え、子どもたち同士で教え合う姿も見られるようになってきましたよ。

更に子どもたちが午睡をしている間に天井から大きな紙飛行機を吊るしておくと、「飛行機が飛んでる!」「あれ作りたい!」と起きた子どもたちは大興奮!

翌日はより、遊びを深められるよう様々な紙の大きさを準備し、リズム室で活動を行いました。大きい紙飛行機を作って飛ばして飛び方の違いに気付いたり、部屋の隅から隅まで飛ばせた子にどうやって作ったのか聞いたり、、何度も飛ばすうちに壊れてくるとどうやったらまた飛ぶのだろうと考え、試行錯誤する姿が見られましたよ。

初めは紙を折ることが難しい様子でしたが、何度も経験を重ねることで少しずつではありますが綺麗に折り目をつけられるようになってきました。子どもたちから「家でも作って飛ばしたよ!」という声も聞こえるようになり、子どもたちが熱中が継続されていることに嬉しく感じました。

指先は「第二の脳」とも言われるほど末梢神経が集まっているところです。指先を活発に動かすと脳がよく働くので、脳が刺激され活性化に繋がります。また、今回紙を折る子ども達を見ている中で、集中力や最後まで諦めずやり遂げる力も求められる遊びだと感じました。中には、折り方がわからないと呟いていた子自分なりに考えて新たな折り方を生み出し創造力が培われていました。まだまだ紙飛行機遊びは広がっていきそうです(^ ^)

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