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2023.10.18

ブログ

もも組(4歳児)色の深まり

 花への興味関心

前回のブログ『みんな大好きのはら園』では、虫だけではなく花にも興味津々な子ども達の姿がありました。今回は花への性質を深め探求心が高まった様子をお伝えしたいと思います。

「このお花かわいい~!!」

と園庭で見つけた花を子ども達が持ってました。「なんていうお花かな?」と問いかけると、すぐに図鑑を使って調べ始める子ども達。「この写真と似てるね」「このお花じゃない?」と花への好奇心が高まり、探求しようとする姿がありました。

 

自然の変化を五感を通して感じられるをねらいとして、色水づくりをしました。

花に対する興味をより深められるよう、すり鉢とすり棒を準備すると、ビオトープで水を汲み花びらを潰して色水作りへと発展していきました。

 

 

「白いお花だから白いお水になったのかな?」

「オレンジのお花が茶色のお水になったよ」(視覚)

 

 

「なんかお水も良い匂いする」(嗅覚)

 

 

「袋の上から触ったらぷにぷにするよ!触ってみて」(触覚)

と自分の発見を言葉にし、友達と共有しながら五感を通して多くの感性が育まれていきました。

花から色水ができる性質だけでなく、水を多く入れすぎると色がでにくいという”量”にも意識を向けて考えるきっかけとなった活動になりました。

 

色への興味・関心

さらに子ども達の色の変化への興味を深められるように、絵の具で色水遊びをしました。

赤・青・黄の子どもの目にとまりやすい三原色の色水のみを準備!

まずは、基本となる色の組み合わせから色の変化を知っていきます。

「この色とこの色を混ぜたら何色になるかな?」

「青と黄色を混ぜたら緑になった」

「なんかジュースみたい」

 

三原色の混ざりだけでなく、混ざり合った色同士の組み合わせも楽しみ、色の変化への気付きや発見を友達と共有していました。

花への興味・関心から、さらに色の変化への興味・関心へと広がり学びも深まります。色の混ざりを何度も組み合わせながら、子ども達は自分の好きな色を見つけだし、オリジナルカラーを作り出すことが出来ていました。

自分で生み出す経験を積み重ねることで夢中になって物事に取り組む喜びや自信にも繋がっていきます。

 

今後も様々な生き物や植物と出会い、捕まえたり見つけたりと虫や花への興味・関心を深める中で、新たな発見や命の大切さにも気付けるよう取り組んでいきたいです。

そして、子ども達の気付きを大切にし、予想しながら必要な物の準備を行い環境を整え、見守っていきたいと思います。文責 関

 

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