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2023.06.28

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さくらんぼ組(1歳児)友だちっていいな

梅雨の時期、子どもたちは部屋の窓から雨が降っている様子を見ています。保育者と雨の音を聞いたり、「あめこんこん」「ぽっつんぽつぽつ」など雨にちなんだわらべうたを歌ったりする中で、季節の移ろいを感じているようです。

さくらんぼ組がスタートして3ヶ月が経ち、日々一緒に過ごす中で子どもたちは友だちへの関心がもてるようになってきています。

信頼できる大人に見守られ、ひとり遊びを十分に経験すると、自分だけで楽しむ世界からまわりの人に関心が向けられるようになり、平行遊びへとつながります。自分以外の人や物への興味が深まり、そばにいる友だちや友だちが持っている玩具が気になり、見よう見まねで同じことをしてみたりします。同じ場所で同じ遊びをそれぞれ楽しむ平行遊び。一緒になにかをすることやその雰囲気が面白い時期です。積木を積んでいる友だちの横で同じように積んでみたり、子ども同士でわらべうた遊びを楽しむ姿が見られます。また、友だちが泣いていると頭をなでてあげたり、遊びに夢中で保育者の「おいで、行くよ」の声かけに気づかない友だちがいるとその子のところに行って、手をつないで連れてきてくれたりします。友だちの存在に気づき、気持ちに寄り添う姿に微笑ましく思うと同時に成長を感じています。

言葉でのやりとりはまだ難しい部分もありますが、自分の思いや気づいたことを仕草や簡単な言葉で友だちに伝えようとしています。私たち保育者は、それぞれの思いに寄り添いながら友だちと一緒に過ごす心地よさを味わえるよう関わり、見守っていきたいです。

文責:白澤

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