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2021.06.29

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園内研修「リトミックの動きから見る運動発達」

6/19(土)園内研修「リトミックの動きから見る運動発達」を行いました。講師として竹原亮紀さんをお招きし、参加者は錦ヶ丘保育園・認定こども園錦ヶ丘・まふぃん(上之園・錦ヶ丘)の職員でした。4施設揃うと人数も多く、密を避けるため二部構成・常時換気で行いました。

錦ヶ丘では「リトミック」や、作業療法士中鶴真人さんの指導を受けた「体を動かす遊び」を日常的に取り入れ、子どもの運動面・社会面の発達を促しています。

今回は、運動面からリトミックを見ることで、子ども達の運動発達について学び直すことができました。また、学びを元に、子ども達の運動発達を支える保育環境の見直しや、リトミックのプログラムの見直しを行う事もできました。

ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。

 

講師のご紹介

今回講師として来て下さった竹原亮紀さんについて、簡単ではありますがご紹介いたします。

「姿勢」と「動き」の洗練スペシャリスト…竹原亮紀さん。錦ヶ丘へ月4回程度指導に来て頂いてる中鶴真人さんも所属する日本コアコンディショニング協会の運営委員長をなさっています。

アスリートの方、スポーツを嗜む方へ向けてボディワークの指導を専門に、スタジオを開かれています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

今回は、遠く広島からお越し頂きました。ありがとうございました。

 

園内研修の様子

乳幼児期の「運動」に、型は必要ありません。「こうやるんだよ!」と教え込むことも、正確さを求めることも要りません。

寝返りやハイハイといった赤ちゃんの動きの繰り返しによる「運動刺激」と「運動量」が充分に確保されることで、思い通りに自分の体を操作できるようになるそうです。そして、その経験が積み重なり、様々な環境や状況でもスムーズに動ける体を作っていくとのこと。

保育園で取り入れている「リトミック」や、中鶴さん指導の「体を動かす遊び」は乳幼児期の運動にぴったりです。

(内容について一部紹介している過去のブログを繋げましたので、タップしてみてください)

 

 

研修までに、子ども達のリトミックの様子やかけっこの様子を撮影し、お送りしました。

その動画を元に、リトミックのプログラムの見直しのご提案を頂く事ができました。

 

講座が終わると、質問を携えて集まる職員達…。

研修後、職員は以下3点に着目して振り返りを記入しました。

1 乳幼児期からの運動発達や体を動かす体験の重要性について得た学び

2 リトミックがどのような運動発達に結び付くか

3 運動発達を促すために取り入れること

内容は竹原さんにお送りし、追加の質問にもお答えいただきました。

 

 

園内研修を受けて

研修後、早速リトミック担当がプログラムの見直しを行いました。

見直しのポイントは、以下の通りです。

①リトミックの順番をより発達の道筋に即したものにする

②発達に必要な動きを取り入れた新しい曲目も取り入れる

③床に物を置いたり、手を繋いだりと変化を加え、子どもが多様な動きを経験できるようにする

詳しくは、来月以降のリトミックのブログでご紹介する予定です。

 

また、「多様な運動刺激が必要」(例:跳ぶという動き=上に飛ぶ、飛び上がる、飛び降りる、前に飛ぶ、後ろに飛ぶ)という学びを元に、日常の保育や保育環境の見直しを行う予定です。

 

今後も、園内外での研修で得た学びや職員一人一人自らの学びを、子ども達のため、保育に活かしていきたいと思います。

 

文責:櫻田

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