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2020.11.28

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きく組 フェスティバルでの子どもたち

先日、フェスティバルがあり、きく組は舞台発表・展示を行い、舞台発表では「香水」のうたと「鬼滅の刃」のダンスを行いました。今回、フェスティバルに至るまで、子どもたちと何度も話し合いを行った為、子どもたちの「やりたい!」がたくさん詰まったフェスティバルになりました。

ここで舞台発表についてお伝えします。

まず、うたです。

【香水】

今回、歌うのが大好きな6人の子ども達が香水の曲を選び、フェスティバルの練習で大きな声で歌っていました。

練習をしながら、話し合いを行う事で「体を揺らすのは?」「椅子に座って歌いたい」など自然と意見を出し合い、歌う事だけではなく音楽に合わせて体を動かす形になりました。

話し合いの中で「ギターを弾きながら歌いたい!」と意見が出てきたので、保育士が土台を作り子ども達に渡すと、各自イメージを持ちながら、色のついたテープを使い、並べて貼る姿や、ランダムに貼る姿が見られました。

やはり、舞台発表を選んでも誰かに見られると”恥ずかしい…”という気持ちがあるようで固まってしまう子もいました。なので、今回私たち保育士は、歌う事だけを子ども達の表現と捉えず、“曲を聴いて楽しい気持ちで体を揺らすこと”“舞台に立つこと”を子ども達の表現と捉えました。子ども達にも毎回「楽しんでね」と一言声かけをする事で、恥ずかしがり屋だった子ども達が舞台に立ち、曲を聴きながら楽しんで表現できるようになりました。この姿を見て、私は大きな成長を感じたと共に嬉しくなりました。

 

続いて、ダンスです。

【鬼滅の刃】

5月頃から、紅蓮華(鬼滅の刃)を歌い出し、曲に合わせて戦いごっこをする子ども達。体を動かす姿が見られたので、ダンスはないかと探したところ、子ども達でも楽しく踊れるダンスを見つけることができました。早速、子ども達と一緒にダンスの動画を見てみると、「踊りたい!」と声が上がり今回の鬼滅の刃ダンスに繋がることができました。

最初は、”踊りたい!”と大きな声で伝えてくれた子ども達でしたが、やはり誰かに見られると恥ずかしいのか固まってしまう姿も見られました。その為、”好きなように楽しく踊れたらいい”ということを伝えていくうちに自然と動きも大きくなり、見られていても堂々と踊る姿が見られました。

また、ダンスの中で3つ決めポーズがあるのですが、最初は私たち保育士が「決めポーズをするのはどう?」と提案しました。子ども達に提案したところ、「それいいね!」と賛成してくれた為、決めポーズをすることに決まりました。もちろん、どんなポーズをするのかなど、私たちが決めたのではなく、”こんなポーズがしたい”と頭の中で考えていたらしく、子ども達自身が決めていました。

男の子は、キャラクターになりきってかっこよく決めポーズ。

女の子は、可愛く手でハート。

今回、フェスティバルでは、最初は緊張してしまい、固まってしまう姿も見られましたが、終わると「楽しかった!」「次は香水したいな〜」などの声が聞こえてきました。

子ども達のやりたいがたくさん詰まったフェスティバルは子ども達にとっても、私自身にとっても子ども達とフェスティバルまでの期間を通して、話し合いをする大切さや考える力を高められたいい経験になりました。

 

フェスティバルが終わった次の週には、子ども達から「もう一度したい!」と声が聞こえたので、フェスティバルごっこを行いました。当日着た衣装をお互いに貸し合いながら行うことで、なりたかったキャラクターなどになりきることができていました。また、しばらくの間はフェスティバルごっこを活動の中で取り入れていけたらと思っています。 文責:西野

フェスティバルごっこ〈鬼滅の刃〉

フェスティバルごっこ〈香水〉

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