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2020.11.06

ブログ

クッキングを通して もも組

 

 先月にことになりますが。10月1日十五夜にさくら組、もも組の子どもたちとお団子づくりをしました。始める前に十五夜についての話しをしました。食材への感謝の気持ちの大切さを改めて真剣に考える良い機会になったのではないかと思います。中には「お月さまの中にウサギがいるんだよ」と可愛らしいエピソードも教えてくれました。

そして、いよいよクッキング開始!
クッキングを通して、子ども達は五感を使って様々な気づきを言葉で教えてくれます。どういうことかと言いますと…

①白玉粉に水を加えながら手で混ぜる
「なんかお餅の匂いがする」嗅覚
「1回目に混ぜた時はサラサラだったけど、2回目混ぜた時は固くなっていた」→触覚
4月にヨモギ団子を作った経験から、作り方を覚えており「ヨモギ団子と一緒だ」との声も。子どもたちの体験は学びへと繋がっているのを感じます。

 

②丸める
誤飲を防ぐため少し小さめに丸めることを伝えると、自然と”ビー玉の大きさ”を意識して丸めていました。子ども同士で「ちょっと大きいんじゃない?」など大きさを意識し合いながら声かけをしていました。

 

③沸騰したお湯にお団子を入れる
年中児、年長児は火の危険性も理解も深まっています。子どもたちに自分たちが作ったお団子をお湯の中に入れてもらいました。少し怖いという気持ちから、素早く入れる子どももいれば、おそるおそるゆっくり入れる子ども。また、鍋の持ち手から転がして入れる子どもと様々な入れ方に安全に工夫していれることができていました。

 

④浮き上がってきたら冷やして出来上がり
 透明の鍋で行ったため中の様子を観察でき、浮き上がってくるまでのワクワク感や、浮き上がる瞬間を見れて嬉しそうな子どもたちの表情から出来上がりを楽しみにしている様子が伝わってきました。

 

 このように、一つのクッキングから嗅覚、触覚、視覚と様々な感覚を使って行うことができています。

 無事お団子が完成。給食時にきな粉とあんこをつけて食べました。何回もおかわりをし、「美味しい」と満足な子どもたち。自分たちで一生懸命つくったお団子を十五夜にお供えしました。

 

 

 

 子どもたちは一つ一つの作業に真剣に、慎重に一生懸命取り組んでいます。子どもたちにとって、クッキングの一つ一つの作業が大切な経験になっているんだなと、改めて感じる瞬間でした。

 これからも、クッキングを通して子どもたちの食への興味が広がり、食材や調理する人への感謝の気持ちを育んでいければと思います。関

 

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