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2020.09.28
ブログ
ゆり組 童具で街を!
童具とは?何度も聞いたことがあるかと思いますが、錦ヶ丘保育園で使っている積み木です。詳しくはコチラのサイトをご覧ください。
https://www.dougukan.com/text/text_navi.htm
ゆり組では、少しずつ童具の活動を取り入れてきました。
私の中で3ステップで現在まで歩んできました。
①童具に慣れ親しむ(4月・5月)
②1人で童具を楽しむ(6月・7月・8月)
③友達と一緒に童具を楽しむ(9月〜)
現在は9月なので、友達と一緒に楽しむ時期だと感じています。
しかし、この3ステップになる為に私たちが何かをしてきたという訳ではありません。もちろん、遊ぶたための環境は整えますが、子どもたちが自らこのステップに歩み寄っている感覚です。
今までは、ままごとや車に見立てて各々で童具を楽しんでいました。それが少しずつ隣の友達を巻き込んでごっこ遊びに発展したり、車を競争させたりしています。
私達は童具の研修に行って童具の遊び方を知ります。子ども自身で考えて童具を楽しむのももちろん楽しいですが、私たちが研修で学ぶように子どもたちにも遊び方を教えてあげると、さらにさらに遊びが広がっていくのではないかと考えます。
なので、私たちは子どもたちが1人遊びをしている段階から円筒を作ったりドミノを作ったりしていました。
その様子を見ていた子どもたちが、私たちの隣に徐々に来て一緒に活動し始め、少しずつ子どもだけで作り上げられる過程がありました。その過程の中で3つ目のステップの友達と一緒に童具を楽しむ形が出来上がっていきました。
童具は壊すのも楽しいです。壊す為に作っていると言っても過言ではないくらい子どもたちは作ったものを壊していきます。そのような時は、壊したい欲求を我慢させるのではなく、思う存分壊してもらうことで満足感を満たし、後々作品を残す楽しさを子ども達なりに感じ取ってほしいという思いがありました
すると今月!とうとう壊す欲求が満たされて作品を残すようになってきました。私は今だ!と思い、子ども達が作った小さな作品を道で繋いで大きな街にしました。そして、街はモザイクで飾り付けをすることができるので、みんなで飾り付けをして完成させました。
子ども達からは「すご〜い!街だ!」と驚いている声や達成感に溢れた声がたくさん聞こえてきました。
作品を残す楽しさをを知った子どもたちが満足感や達成感を覚えると、次もそうしたい!という気持ちがでてきます。
童具の遊び方を覚えてみんなで協力して遊ぶ楽しさを知っていくこれからのゆり組が楽しみです。 文責:春成