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2019.10.19

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たんぽぽ流生け花

秋の草花を使ってお花遊びをしました。たんぽぽ流生け花です。今回は、千日紅を準備しました。葉は枯れても、花はドライフラワーになる事、ドライにしたら、そのあとの製作活動でも使うことができるからです。また、素材の感触にも着目しました。茎がほんの少しチクチクしている所を触る、花の乾燥した質感を楽しむなどの感覚遊びの要素を入れつつ、花を指でつまむ、焦点を絞って細い花を花瓶にさす、入れたいを思う場所によっては、手首の返し等も生まれる。等のような動きをイメージしながら遊びを設定しました。

さて、さっそく活動開始!

お花を見せると、「あ!あ!」と言いながら笑顔を見せてくれた子ども達。「きれいだな~」ということを感じていたようです。そう感じた時とほぼ同時に、さっと花に手をやりました。ややチクチクを感じながらも「でも!お花を触りたい」という気持ちが勝っていたようでした。興味が持てるものであれば、多少の嫌さも乗り越えることが出来る姿を見ることが出来ました。つぎに、ここから生け花の始まりです。

花や枝の感触を思う存分味わった後に、瓶を用意。保育士が「こうするんだよ!」と見本を見せると、真似をしながら花瓶に花を挿しました。お花でいっぱいになると、「またやりたい!」という気持ちがあると、刺したものを引き抜いてまた入れて…の遊びを繰り返し、ようやく作品が完成しました。

この後は、テラスの一角に飾りました。多くの人に「かわいいね~」と言葉を掛けられた嬉しそうにしていた子ども達。

今後は、草花に触れる遊びから散歩をしながら秋の草花に親しんだり、栽培をしてみたりしながら、植物に親しみつつ様々な感触を味わう機会を大切にしていきたいと思います。

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