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2024.06.06

ブログ

さくらんぼ組(0・1歳児)~机と椅子

今年度から錦ヶ丘プラスで働いている鮫島です。

錦ヶ丘プラスで働いて2ヶ月が経ちました。最初は人見知りしていた子ども達が、朝来ると「おはよう」と駆け寄って来てくれるようになりました。0歳児の子ども達のずり這いや寝返りができるようになった瞬間を見ることができ、自分のことのように嬉しさを感じています。

今回は錦ヶ丘プラスで働いてみて、特に興味を持った2つの事についてお伝えしようと思います。

 

ジャンプ椅子

まず最初に、子どもたちが使っている椅子についてです。錦ヶ丘プラスでは「ジャンプ椅子」と呼ばれる椅子を使っており、初めて見た時は椅子とは思わず、普通の椅子との違いに驚きました。

雑誌を2・3冊合わせて、ガムテープでぐるぐると保護したものです。背もたれのある通常の椅子とは異なり、あえて不安定なものを使う事でバランス感覚が自然に身につき、綺麗な姿勢を保持する事ができるようになっていると感じました。

また、2歳児までそれぞれの発達段階に合わせて、横向きから縦向きにしたり、太いものから細いものにしたりと様々な方法で使われています。園で当たり前に使われている椅子にも、子どもの成長に繋がる工夫がされている事に魅力を感じました。

 

机全体がお皿

2つ目は錦ヶ丘プラスで大切にされている「食育」に関する事です。さくらんぼ組(0.1歳児)では子どもが手掴み食べを楽しむ事ができるよう、机全体をお皿として使っています。

どれだけ汚してもいいように消毒をし、お皿の上だけではなく机の上にも食べ物を置き、子ども達が自分から進んで手を伸ばし手掴みで食べることができる環境を整えています。手で触り前歯でかじりとることは、子どもの発達にも深く関わっており、硬さや大きさを認識する事ができ誤嚥の防止にも繋がるそうです。

家庭では中々忙しくて手づかみ食べが難しいという方も多くいらっしゃる中、園で十分に手掴み食べの時間を取る事ができていることもこの園の魅力だと感じています。

これからも錦ヶ丘の魅力を見つけ、子どもへより良い保育ができるよう沢山のことを学んでいきたいと思います。文責:鮫島

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