お知らせ
2022.05.23
ブログ
もも組(4歳児に進級して:個と集団について
子ども達がもも組(4歳児)に進級し、5月も後半を迎えます。「見て!聞いて!」と4歳児らしいパワーにあふれて、少しずつ新生活にも慣れてきました。外遊びを中心に、大好きな遊びで思い切り身体を動かして遊んでいます。昨年からの仲良しの友達に加え、新入園児も仲間に加わって「給食も隣りに座ろう!」と声を掛け合う姿を微笑ましく感じます。
子ども達の4月の様子を、今回はお知らせします。
◉外遊びの様子
ビオトープの中にいる生き物観察や光・太陽・風など感じて、楽しんでいます。
◉先日のそら豆の皮剥きの様子です。
そら豆の絵本を見てサヤの大きさ、手触り、フワフワのベットの様なサヤに興味津々。
給食で使う野菜の下処理を、こうして時々クラスで行っています。
お友だちと感想を伝え合いながら触れる野菜は、格別な体験です。
◉さくらんぼ狩り
職員棟(錦坤館)の玄関前で、”さんらんぼ”が赤く色づいていました。
収穫して、味わいました。
どこのさくらんぼが美味しいか、自然と伝え合っていました。
このように、少しずつ皆で楽しめる活動を増やしていってます。
また、日々生活する中で子ども達は様々な事を自立しようと頑張っています。食事・排泄・衣服着脱・片付け・睡眠等…。
得意な事、苦手でまだ援助が必要な事等ありますが、自分でやってみたい意欲を大切にしながら少しずつ身につけて欲しいと思います。
様々な遊びを経験し、時には一緒に過ごす中で思い通りにいかないことやぶつかり合う場面が出てきます。自分の気持ちや思いを伝え合える仲間がいる中で友達の気持ちを感じたり、葛藤を抱えたりすることが経験として大事になってきます。他者と繋がりたい気持ちがあり、集団ではありますが、それぞれ個性を持った個別の存在であることを忘れずに「私は、僕はこう思う、こうしたい」と子どもが安心して自分を表現できる環境作りを心がけたいと思います。 文責:大迫