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2020.09.30

ブログ

もも組〜園外保育を通して〜

 子どもたちの日々の遊びを深めるため、園外保育に行くことにりました。何処に行きたいか話し合いをし、子どもたちの興味・関心に基づいた
・博物館
・和紙作り
・消防署見学
3グループに分かれることになりました。

最初の園外保育は、9月1日に博物館へ行きました。

 もも組では、日々の園生活にて2グループに分かれた活動を行います。その際のグループ名は”アンキロサウルスチーム”と”モササウルスチーム”です。子どもたちで話し合って決めました。
 博物館に行くことが決まると絵本館で”動物のホネ”に関する絵本を選び、もも組に持って帰ってきたSくん。普段からも恐竜が大好きな子どもたちの姿があり、博物館に行くことを楽しみにしている気持ちが伝わってきます。

 こども園の送迎バスでの移動では、子どもたちもウキウキ、ワクワクしている姿がありました。
バスの運転手さんにも「お願いします」「ありがとうございました」ときちんと伝えることもできました。

博物館の中に入ると、子どもたちの好きな虫が標本となり飾られていました。
保育園で見たことのある、蛾やトンボ、蜂などを見つけられたことに嬉しそうな子どもたちの姿も。

 3Dの絵本の鑑賞では、画面からでてくる生き物に手を伸ばし触ろうとする姿があり、微笑ましく感じる瞬間でした。Oくんは、自分の好きな虫がでてくると、すぐ反応し、嬉しそうな姿を見ることができました。

 生き物の骨を実際に見たり、桜島の火山についての動画をみたり、繰り返し見て周るなど子どもたちも興味津々。

博物館に入る前に
小さい声でお話しすること
博物館の中は歩くこと 
を、約束しました。

 1時間の間、約束を子ども達がしっかり覚えており、集中しながら見ることができました。

 約束を理解しようとしたり、子ども達自身がその約束の必要性に気づいたりという道徳性規範意識の芽生えの育ち。
また、「早くあっちのコーナーを見たいから走って行きたい!」(「けれど、歩かないといけない」)という自分の気持ちを調整する力や他のお客さんへの思いやりの気持ちが、育っていくきっかけになった経験だと感じました。

 保育園に帰ると、早速「もも組博物館を作りたい」との声が。段ボールや紙粘土を使って博物館で見た昆虫や恐竜を作りました。

 園外保育を通して、子どもたちの興味・関心も広がっていければと思います。また、これからも子どもたちの姿から、どのような事に興味があるのか?日々、模索していきたいです。

 和紙作り、消防署見学の様子はポートフォリオ等をご覧ください。

文責 関

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